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2016年 1月
1月24日(日)
いやあ参った。風邪ひいちゃってました。辛いのは風邪をひいたこと よりも、風邪で熱が出たのに1日休めないことの方ですよ(半日だけ休んだ)。おかげで治るのに時間がかかってしまった。
先週末なんか土曜日曜月曜と寝込んでいたのだが(月曜は夜勤だったので夕方出勤)、それでも治らなかったもんなぁ。皆も風邪と社畜には気を付けよう

風邪をひく前の先々週末は近所のシネコンで「ブ リッジ・オブ・スパイ」。今年公開映画の1本目。
冷戦下の50〜60年代において米国内で逮捕されたソ連のスパイとソ連領空で撃墜された米国のパイロットの交換交渉を行った実在の事件を映画化したスピル バーグ監督の新作。派手さは無いんだが、スピルバーグ先生の観客をハラハラドキドキ させる手腕はやっぱ凄いな
クライマックスなんかただ「男が2人橋を渡る」だけなんだが、あんな にハラハラドキドキさせるもんな! しかも橋を渡る前にある台詞を配置する事で橋を渡り切った後も緊張感を持続させたりとか本当憎らしいわ。他にも場面転換の鮮やかさとか、スピルバーグ先生 の手腕はキレッキレなのであります。
派手な事は起こらないけど、映像的な芳醇さはやっぱハリウッドトップクラスの仕事ぶりって感じで、50年代のニューヨークやベルリンをきっちり再現してみ せる所とか、U-2偵察機墜落場面のガッツリ特殊効果使いとか、表現しなければならないものは裏技に逃げずにちゃんと全部見せる裕福さ。
画だけじゃなくて勿論「歴史の中にこんな事あったのか!」的話の面白さも一級品。スパイ交渉を一個人の保険弁護士が国の後ろ盾無く保険弁護のスキルでスパ イ交換に対応しなければならないってのでも難易度高いのに、更に一つの手札で二つの交渉を成立させなければならなくなる展開になる無理ゲー感とかスリリン グ。
特に東西を隔てる壁を建設中のベルリン市内の描写とか面白い。とにかく突貫で慌ただしさとある種の緩さが混在したカオスな感じとか。建設中の壁の隙間を特 に咎められる事も無くひょいと自転車で渡って東に入り、用事を済ませて西に戻ろうとしたら壁が塞がってて軍人に制止される所とかの、ほんの些細なタイミン グで人生が左右されるあの状況な。
「アメリカの良心」であり「特別な状況に陥った普通の男」である主人公を演じるトム・ハンクスは勿論ハマってるんだけど、今年のアカデミー賞助演男優賞に ノミネートされたソ連のスパイ役のマーク・ライランスの佇まいも良い。最高のスパイとはどんな状況でも人の記憶に残らないような平凡な男である、というよ うな物言いがあるが、正にそんなオーラ無きオーラを体現してた。
あと脚本にコーエン兄弟が関わっていて、メイン脚本家は別にいてコーエン兄弟は後から手伝ったそうで、どの部分がコーエン兄弟が手掛けた所かは分からない けど、あのどう見ても偽の家族の茶番に付き合わされる場面はコーエン兄弟っぽかったなあw



先週末は風邪ひいてるってのに土曜日は港まで映画観に行ってしまいました。だって早く観に行かないと上映回数減っちゃいそうだったもん。さすがに原チャリ で行く体力は無かったので電車やバスを使いましたが。
ホラー映画2本ハシゴの巻。1本目は「クリムゾン・ピーク」。
俺達のギレルモ・デル・トロ監督新作ホラー。いやホラーというよりもゴシックロマンス。昭和の少女漫画を見ているような感覚。なんで怖さを期待すると少し 違うかもしれない。つかコレは美術やゴーストの造形の素晴らしさを美術展のように楽しむギレルモ・デル・トロ展だ!
細部まで意匠を凝らされたデザインの数々にため息。ゴーストのデザインや動きなどのある種の優雅さは美術品を見ているようだし、何といってもこの映画の主 役と言っても過言ではない屋敷そのものの圧倒的なスター性。CGではなく実際に作られたセットだからこその存在感。このセットを見学で巡りたい。
ストーリーの方は古典的と言っていい感じで裏切りとかは無いんだけど、人里離れた豪華な屋敷、そこに住む美しい姉弟、そこへ嫁いできたヒロイン。ミステリ アスな王子様とヒロインに想いを寄せているイケメン幼馴染まで配して、更には「愛が全てを狂わせた」的展開。少女漫画読んでるような楽しさ!
にしてもトム・ヒドルストンの暗黒ゴス王子のハマりっぷり! 優雅で気高くて、でも実はとても健気という可愛くて仕方がなヤツだ。しかもお人形さんみたいなヒロインややたらゴツい姉の代わりにお色気担当までやらされてるからな。何で生尻出すのがトムヒの役割なんだよ!w (生尻も綺麗だった)
あと基本的に血みどろホラーじゃないんだけど、少量のバイオレンスがスパイス代わりに効いてたり。「パンズ・ラビリンス」ばりの容赦ない顔面破壊描写には幽霊よりもこっちの方が ビクッとさせられたよ。あとデル・トロ、「パンズ・ラビリンス」にもあったけど目の下攻撃するの好きな。



続けて2本目「イット・フォローズ」。
何年かに一度『新しいルール』を発明したホラー映画が誕生するけど、 今作が正にそう! 新しい怖がらせ方、新しい見せ方、という点でも「新しい」ホラー映画なんだけど、「ホラー映画で表現できる領域を拡大した」という点でもエポックメイキングな作品 ではないか。
「それ」は本人にしか見えず、人の形をしてゆっくりとだけど真っ直ぐに歩いて近づいてくる。そして「それ」に捕まると死ぬ、という「ルール」。冒頭に敗者 の運命を見せて観客にその怖さを叩き込んでおいてから、劇中人物を使って主人公にもルールをしっかりと叩き込む。シンプルだが力強いルールを。
んでルールを理解したら(劇中にも徐々に明らかになってくる法則があるが)、後はもう恐怖が待ち受けるだけ! なにせフレーズの中にこっちに正面向けてる人が映り込んだだけで心臓がキュッってなるし、人が映ってなければないで何処から何時やってくるのか怖くて怖く て仕方がない!
そして血や暴力、特殊メイクの類すらを一切使わずに観客を恐怖に引きずり込むのもさることながら(ちょっとだけ違和感がある普通の人ってのが逆に超怖 い!)、この映画が真に凄いのは鑑賞後の余韻が単にホラー映画のそれを超えているという事。個人的には青春映画を観たかのような後味ですらあった。
ホラー映画のラストって、@助かった!良かった! A助かったと思ったら助かってなかった!ギャー! B@ともAとも取れる感じにして観客を不安な宙ぶら りんの感情のまま放り出す。の3パターンだと思うんだけど、この映画はBに近いようで、でもBでは絶対に味わえない充実感が心を満たすんだよね。
もうね、ラストカットが「人生というものは常に死に付きまとわれてそこから逃げるこ とは決して出来ないんだけど、だからこそ愛する人と手を繋いで生きていくしかないんだ」という人生に対するメッセージそのものになってるん だよね。劇中でも言及されるけど「線を越えて大人になること」が描かれてる。
あ、あと低予算映画だけど撮影が凄く良かった。あと音楽も。



そして翌日曜日は近所のシネコンで「白鯨 との闘い」。
「アポロ13」「ダ・ヴィンチ・コード」のロン・ハワード監督の新作海洋アドベンチャー。つかファミリー向けの海洋冒険物かと思ってたら結構ゴリゴリの ハードなサバイバル物だった。直接描写は避けてたけど、ああいう領域まで踏み込むとは思ってなかったのでビビったよ。
つっても勿論海洋アドベンチャー物としての側面も十分に堪能出来て、19世紀前半の帆船扱い描写はどの帆をどう張ってとか、嵐の時にどの帆をどう処理する とかを実物大の帆船セットを使って見せているし、当時の捕鯨の仕方とかもあって、社会科の教材TV見てるみたいでワクワクするし楽しい。
そして巨大鯨が登場してから物語が大きくうねり出すんだけど、この鯨描写が凄い。勿論空想上の生き物ではないんだけど、だけども人間の想像を遥かに超える その途方も無い存在感。この想像を絶するけどファンタジーの領域までは行ってしまわないリアルな迫力の絶妙なバランスが取れてる。
このドキュメンタリーにもファンタジーにも振り切らずにダイナミズムだけは高いままキープしてる感じが王道エンタメ路線の帝王ロン・ハワードっつーか。前 作「ラッシュ/プライドと友情」でも組んだ撮影監督アンソニー・ドッド・マントルのたまに入り込むドリーミーな色差感覚がアクセントになってる。
後半サバイバル劇に移行していき、人間の力では到底コントロール出来ない状況に置かれた時のヘヴィなドラマが描かれていくんだけど、全体の構成を「白鯨」 の著者メルヴィルによるインタビュー形式にしてるので要所要所で時制を戻して一息つけるようになっていて良い具合に緩急が付けられる。
歴史的事実をモチーフに、ハリウッド大作らしいパッと見でキャッチーなアクション部分と、特殊な状況に置かれた男達の対立を軸にした重厚な人間ドラマを見 事に融合させて見応えのある娯楽作品に仕立て上げるという、ロン・ハワードの充実ぶりをアピールする1作なのではないかと。



そりゃあ、土曜日曜月曜寝込んでたっつっても、土日で3本映画観てたら風邪治る訳無え。

ゲーム日記はなかなかせっかく買ったPS4を起動しない日々が続いております。何かいいゲーム無いッスか?
3DSはほぼ毎日起動してるんですけどね。モンハンXはやっと村★4が解放された所。ぼっちハンターなので集会所は全然でまだHRは2なんですけどね。
あと、モンハンX買ってからずっと中断していた大逆転裁判をようやく終わらせました。去年のうちに終わらせる予定だったのになぁ。ともかく、これでモンハ ンに集中できるぞ。

先週末は寝込んでいたので先々週に描いた漫画だけ載せて今日は終わり。
346プロが映画製作に進出。第1弾は人気ライトノベル「マリア様がみてる」の1編を映画化した『白き花びら』。





今度の夏コミ、何で申し込むか悩んでるんですよ。当初はガルパンで申し込もうかと思ってたんですけど、ガルパンだと1日目に なっちゃうんですよねー。1日目だとサークル参加が難しいので、またデレマスにしようかなーと考えてる所なんですけど。


1月10日(日)
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
やっぱね、「あけおめことよろ」で済ませないでちゃんと挨拶しようと思いました。いい大人なので。(もう10日経っちゃってるのは言いっこなしで)

正月休み最終日の夜に慌てて描いた年賀絵。


ドゥーチェからのニューイヤーズグ リーティング

いやー、気が付いたら正月休み終わってたね。怖いね。
じゃ正月休みの話するね。

仕事納めの後、映画納めも済ませ(前回の日記参照)、休み序盤はコミケ準備。
コミケ1日目まで使って、サークルチェックしたりとか、ポップ絵描いたりとか、値札兼用の新刊紹介ボード作ったりとか、ホームセンターやハンズ行ってディ スプレイに使えそうな物物色したりとか、そんな感じですよ。

2日目(12月30日)
っ てんで2日目から上京。にしてもアレだ。今回は宅配便搬入利用しなかったんだよな。何故か既刊が無いと勘違いしてて。前回参加した時の艦これ本は全部はけ てたけど、その前のプリキュア本が残ってるっつーの。おまけに今回は缶バッジもあるからスポーツバッグがパンパンだ…。駅に向かって歩く俺の肩にバッグが 重く食い込む。この重みは俺の罪の重み。罪名は”自惚れ”…。
行きの新幹線車中ではシネマランキング回のタマフル放課後ポッドキャスト聴いていたが、今回は全部で4時間近くあって当然の如く新幹線下りるまでに聴き終 わることなど出来なかった。

んでまあ、いつものように宿を取ってある上野の駅内のコインロッカーに荷物という名の俺の罪を預けてビッグサイトへ。
2日目は本当に行っただけっつーか、行って挨拶してコスプレ広場行こうとして人の波に乗ってたらなんか外出ちゃってそのまま帰った。

寄る年波には勝てず、カプセルホテルに泊まるのがキツくなってきたので今回は普通にビジネスホテルを予約しました。6畳の和室だったんですが、大きなカバ ンを縦向きにしてロッカーに押し込まなくても済むし、脱いだ服をそこらへんに畳んで置いておけるし、買った本を布団の上じゃなくて部屋の中に広げておける し、手を左右に伸ばして寝ることが出来るし、近くのカプセルの人のいびきにも悩まされないし、最高じゃないですか!
年の瀬のアメ横をブラブラしたり、飯食ったりした後は、明日に備えて大人しく就寝。

3日目(12月31日)
本番3日目。やっぱカプセ ルと違って和室に布団だとちゃんと眠れるなぁ。夜中にちょこちょこ起きることも無かったよ。
きちんと便が出るのを待ってからホテルをチェックアウト(ビッグサイトのトイレの大の行列を舐めてはいけない)。
駅の近くのロッテリアで朝食を取るなんて余裕をかましつつビッグサイトへ。

ウチのディスプレイは基本的に”雑”。いや、ちゃんとディスプレイしたいなーとは思って準備したりとかしてるんですけど、技術的に未熟だったり、人間的な 雑さが出てしまったりでどうにもこうにも締まらない。
今回のディスプレイはこんな感じ↓



雑ポイント
@新刊の内容と伝える値札兼用のボードを作成したが、肝心の値段を入れ忘れて上に手書きの紙を貼り足す。
AスペースNo.とサークル名が入ったポスター(っつってもA4サイズだけど)を飾るスタンド、要らないだろうと持ってこなかったが結局必要で、持ってる のと同じものを当日ビッグサイトで購入。
B既刊プリキュア本値札作り忘れてて当日手書きでこしらえる。
Cその既刊プリキュア本、3種類あるのだが(ドキドキ、スイート、ハートキャッチ)スペースが無いため(棚とかも無い)、3種類を1か所に重ねて置く。そ して特に記述も無し。
(※
バッジが綺麗に並んでいる のは売り子のヨシーのおかげなので俺の雑さ加減に影響は無い)

こんなんでもサークル参加できます。

今回デレマス(エロくない)は西館配置。ただ知り合いは東館配置の人が多かったんで、準備が終わった後は売り子のヨシーに任せて各館の出入り口が封鎖され る前に東に向かう。開場してから東行ってたら行くだけで大分時間取られるし、どうせ開場までの30分は自分の所でボーっとしてるだけになるだろうからね。
という訳で東館で会場の拍手。最初は開かずの踏切に道を阻まれるが、サクサクと回って挨拶したり。うん、これいいな。今度も開場は予め自分の所から出かけ た状態で迎えようかな。
今回はいつもより早く自分のサークルに戻ってこれた気がするよ。
上の写真からも分かるように今回は新刊2冊で合計600円という値段設定にしたため、100円玉が大ピンチ! 新刊がセットで売れる度お釣りで100円玉 が4枚出て行く。お釣りが無い場合は500円玉と100円玉というパターンが殆どなので500円玉は溜まるが100円玉が減る一方。途中何度か100円玉 を作るために自販機に飲み物買いに行ったよ(ペットボトル4本くらい買ったw)。100円玉4枚を500円で買い取ろうかと思ったくらいだ。まあ後半は 100円玉安定してきたんだけどね。

今回久々で数がどうなるか分からなかったので、よろず本は今までの新刊と同数、デレマス本の方は前回参加時よりTwitterやPixivのフォロワー増 えてるしなぁってんでスケベ心出して多めに刷っていったんス。
結果的にはよろず本の方はよろずにも関わらずいつもと同じような時間に完売、デレマス本の方は今までと同じくらい売れて残りは売れ残りとなりました。やっ ぱアレだね。もうウチのサークルもジャンル関係無く常連さんに支えられてる老舗の店って感じになってきたね。こうなると野心も無くなって今までのウチの味 を守っていこうって気になるね。
という訳でウチのサークルまで来ていただいた皆様ありがとうございました。

あ、バッジの方、メジェド様の方が人気あったなぁ。凸レーションのボード見てウケてる人が結構いらっしゃった。買うかどうかはまた別なんですが、やっぱぐ であんずよりも売れ行き良くて凸レーションのバッジの方は完売いたしました。バッジもまたネタが出来たら作ってみたいなぁ。

3時過ぎから撤収作業を開始し始め、30分には終了。ビッグサイトを後にしました。今回は閉会の拍手から逃げられるかと思ってたけど、結局タクシー待ちの 行列内で閉会となったのでした(何の勝負?)。
今回は浜松町へ移動し(特に意味無し新橋よりは少しは近いかと思っただけ)、コミケ打ち上げは焼肉と決まってるので焼肉屋がオープンする夕方5時までマッ クで時間を潰し(飯食うまでの時間を飯食う所で潰す)、牛角でヨシーと2人で打ち上げとなりました。お疲れ様でしたー。

 焼肉! それは焼いた 肉!

焼肉食った後はそのまま新幹線で名古屋に帰ったのでした。紅白のμ'sには間に合わなかったよ。
焼肉は充実してたけど、やっぱ名古屋に帰る時間が遅くなるので無理して焼肉に拘らなくてもいいかなーと思ったりw
ここだけの話だけど、本当はコミケの打ち上げは焼肉と決まってる訳じゃないんだ。

んで正月休み。
1日は映画が安い日なので街に出て映画観ようかとも思ってたけど、結局家で録画したTV番組見てダラダラしてたら終わっちゃいました。
ってんで2日の日に街に出て映画をハシゴ。
まずは「ベテラン」。
大企業御曹司の犯罪に挑むベテラン刑事の熾烈な戦いを描いた韓国映画。「生き残るための3つの取引」「ベルリンファイル」の監督の新作。同2作が面白かっ たんだよな。今回は渋さよりもバラエティ方向にシフトしていたが、適正なスケール感の娯楽作品って感じが心地良い。
型破りだが正義感は人一倍強い、という最近は見なくなった「熱血はみ出し刑事」の主人公が見てて気持ち良い以外の何物でもない。序盤はふざけ過ぎかなぁと も思ったけど、最初必要以上に悪党をボコっていた主人公がラストでは逆にひたすらやられ役に徹する事で悪を追いつめていく展開とか熱い。
主人公に愚痴っていた奥さんが啖呵切って賄賂を突っぱねたりとか、主人公の暴走を疎ましく思ってた隊長が部下が刺されたと分かった途端俺がケツを持つから どんどん行けと鼓舞する所とか、主人公側の人々が根っこの部分で正義感を共有している所が良いよね。もう変な裏切りとか陰謀とか要らないんだよ。
んでそれに対する悪役の大企業御曹司、これが「十三人の刺客」のゴローちゃんばりのサイコクソ野郎で(悪役として)超最高! 権力・財力・暴力を兼ね備えていて、しかも「こんな風になっていったのは仕方がない部分があったんだ」的な逃げも用意しないので、全力で主人公側を応援出 来る優秀な悪役。
「ベルリンファイル」でもあった、痛みを感じさせる格闘アクションとか、大規模ではないが街の中心地で繰り広げられる終盤のカーアクションとか、リアルな 迫力に満ちていて、本当この手の韓国娯楽映画観てると、何故日本映画でもこれが出来ないのかと歯がゆくなってくるんだよね。一言で言うと羨ましい。



2本目は「完全なるチェックメイト」。
孤高の天才チェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーの半生を1972年のチェス世界選手権をクライマックスにして描く。危うい天才、それに対峙する別の天 才、危うい天才に魅かれてしまう男達。これは男達の濃厚なラブストーリーとしてお姉様方にもお薦め。
戦後ずっと世界チャンピオンの座を占めていたソ連に対し、アメリカ人プレイヤーが挑戦するということで冷戦下における代理世界大戦の様相を呈してきた世界 中を巻き込むような熱狂の中で、本当にたった一つの自分の頭脳だけで戦いの最前線に立って戦うって状況だけでヒリヒリするよね。
ボビー・フィッシャーが完全に壊れた人物なんだけど、この状況のせいで壊れたというよりは予め壊れてた人として描写されるので、逆に壊れるくらいにチェス の魔の深淵を覗き込んだ人じゃないとあの舞台に立てないということなんだろうな。対戦相手のソ連チャンピオンも「え、お前も…」って場面があるし。
ってんで主人公の方には感情移入しにくいんだけど(パラノイア演技は凄い)、彼の周りのセコンドを務める神父や代理人の弁護士、対戦相手のソ連チャンピオ ンが魅力的で、特に神父役のピーター・サースガードとソ連チャンピオン役のリーヴ・シュレイバーがね、色気たっぷりで素晴らしい。
あと絵面的に地味なチェスの試合だけど、画質を色々と変えたりの工夫をしつつ、あまり奇を衒いすぎてウザくなるというのも回避して見せることが出来てい る。特に世界選手権第1戦で主人公がミスした瞬間を台詞や大袈裟な演出を使わずに観客にミスしたことを伝わらせる所とか良かった。



3日はまた家でゴロゴロ。
4日は熱田神宮と大須観音へ初詣。正確には大須観音じゃなくて万松寺ですけど。4日でもやっぱ人多かったな。まあ屋台での買い食いと巫女さん見学が主な楽 しみで行ったようなものだがな。
んで上の年賀絵描いて正月休みが終わってしまいました。

正月休み中に出来なかった事(ゲーム編)
@やりかけの3DS大逆転裁判を終わらせる。
A買ったばかりのPS4で遊ぶ。

基本モンハンクロスばっかやってました。まだHR2にしかなってないけどな。
にしてもPS4全く起動しなかったってのは自分でも意外だったなぁ。やっぱMGSVもう一度やり直しってのは腰が重くなるし、SWBFも一人用プレイが意 外と…特にスピーダーバイクが難しすぎて…。

そんな感じですが今年もよろしくお願いいたします。


(画・文 P.I.L.)

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