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2015年 11月
11月22日(日)
はい。3週間振りです。ちゃんと原稿やってますよー。
MGSVはやってませんよ。何しろPS3本体が壊れてしまったので。 これは原稿しろという天啓だな。
この機会にPS4を買うかー。MGSVは最初からやり直しになるけど。どっちにしろ原稿終わらせてボーナスが出てからだな。
3DSもプレイするのは電車の中か、お風呂の中という縛りをしているので原稿に影響は無い…筈(風呂の時間が長くなってるから影響はあるだろ)。
もうすぐモンハンX出るけど、モンハン買う前に今プレイ中の大逆転裁判終わらせないと。ちなみに今5話に入った所。これ何話なんだろう。5話じゃなさそう な雰囲気だけど。

デレマス漫画描いてますよ。
今月11日のポッキーの日ように描いた新田ーニャ漫画。

11月11日


映画日記。
原稿月間なので、映画は週に1本に抑えているのです(行くことは行くんだ)。

2週前は「エベレスト3D」。IMAX3D版で。
愛と勇気の山岳冒険アドベンチャーみたいな気持ちで行ったら火傷しちゃうぜ。1996年にエベレストで実際に発生した当時最大の大量遭難事故をに冷静に描 き切ったハードコアなサバイバル劇。普段絶対に体験できないことを体験させてくれるという映画の醍醐味に満ちた作品。
主役とも言っていいべきエベレストそのものの、自然としての美しさと共にその裏で牙を剥いている、人間の運命を簡単に弄ぶ圧倒的な残酷性にやっぱ魅了され ちゃうんだよなあ。人々の持つ「意義」「経験」「決意」といったものを何事も無かったかのように吹き飛ばしていく。
一行がネパールに入った1996年3月30日に始まり、運命の日である5月10日から11日にかけて何が起こったのか。ドキュメンタリー的なフラットな視 線で全貌を描いていく。運命の分かれ道が「酸素足りなくなったから先下りるわ」とかさりげない所に潜んでいるのもリアルさを感じさせる。
オスカーノミネート級がゴロゴロしてる凄い豪華キャストなので、エベレストを踏破する登山家というある種のカリスマ性を持った「特殊な人々」感を醸し出す 存在感や芝居的な良さは勿論、キャスティングから誰が死んで誰が残るか分からないという効果もあるので終始緊張感が途切れない。
イッテQのおかげで高山登山の世界が少し身近になってて、高地に身体を順応させていく過程とか、登山隊が殺到したことによる渋滞とかTVで見たあの世界が 展開されてて、自分もイッテQ登山部に参加しているような気分になってくる。映画館の大きなスクリーンを通してなら特にね。自分はIMAX3Dで観たので もう没入感は最高でした。



1週前は近所のシネコンで「コード ネームU.N.C.L.E.」。
ガイ・リッチー監督らしい小気味良い娯楽快作。「お洒落」というよりは「」 と表現したい。近年の007ほどシリアスにならず、かと言ってその反動で出てきたキングスマンほどトンデモ方向に振らず、という絶妙なバランスで独自の立 ち位置を得たスパイ映画。
何しろ映画としてのルックスからして素敵。衣装・小道具・乗り物といったものをきっちり金と手間かけて再現している60年代の世界が魅力的。特に女性陣の 衣装とか目を惹くわあ。音楽の使い方も良いし、そしてメインの登場人物達もまたルックスのみならず立ち振る舞いや台詞のやり取りが気がきいてる。
主演のヘンリー・カヴィルが「マン・オブ・スティール」のクラーク・ケントとは真逆のプレイボーイを実にスマートに演じてて素晴らしい。もう喋り方のイン トネーションからもセクシーさが出てるもんな。相方役のアーミー・ハマーとの2ショットも存在感・色気共に拮抗しててバランス感がとても良い。
あと今回ガイ・リッチー作品なのに(失礼)女性が魅力的。ヒロインも良いんだけど、悪役を演じたエリザベス・デビッキが素敵過ぎ。ゴージャスでセクシーで 頭脳と野望も持ち合わせているんだけど、最後の無線に出る所の下りで実は愛も持ってる事が分かる、近年まれに見る魅力的な女性悪役。
ガイ・リッチーと言えば男同士のキャッキャとしたホモソーシャル感だけど、今回はお互いが「隙あらば殺せ」と命じられてるような間柄なので「シャーロッ ク・ホームズ」の時のようなベッタリ感は無く、独特の緊張感が漂ってるのが特徴。ただラストで真の結びつきを得るので次回作があったらどうなるかw
あとガイ・リッチー作品によくある「この時、実はこうでした」っていう時系列いじり展開が特に後半つるべ打ちでスパパパーンとドミノ倒しのように決まって いくのは気持ちいい。画面分割とかテロップ芸とか色んな事やってくるんだけど、単に珍しいことをやろうとし過ぎて振り回されるようなことになってないのは 年季か。
独特のユーモアも健在。目の前(あるいは背後)で大惨事が起きてるのに主人公達がのんびりしてる場面とか、アメリカとソ連のスパイがお互いの技術自慢合戦 みたいになってく侵入場面の下りとか。ソ連のエージェントが長年掛けて会得した、相手を立ったまま失神させる技の場面は笑っちゃったw



んでこの週末は「ガールズ&パンツァー劇場版」観に行きました。
TLがネタバレに敏感になってる作品なんでまだ感想はちゃんと書いてないんだけど、今 年の俺ランキングTOP10入り確定です。アクション映画として見ても近年出色の出来。アニメファンだけの物にしておくのは勿体ないので、 萌え絵のキャラデザに抵抗が無ければ映画ファンも観た方が良いよ。

最後に査収絵。ゆりかわ先生の新刊「ナツ恋オタガール」買いました。
収録作「ふたりのおもちゃ」に出てくる香澄先生が、眼鏡・黒髪おさげ・学校教師・巨 乳・陥没という究極生命体だったので思わずお絵描き。



じゃあ原稿に戻るぜ。


11月2日(月)
今回は冬コミ当落発表スペシャルだよー。
結果は番組の後半で。まずは時間軸通りに日記書くよ。

まずは前回の居残り映画日記。
マイ・インターン」。
「ジョン・ウィック」がキアヌ・リーブスの殺し屋無双を堪能する映画だったように、これはロバート・デ・ニーロのいい人無双を堪能する映画。これもまたフィクション(映画)の快楽。つっても単 なるファンタジーに陥れる事無くきちんと人生と社会に向き合っている。
若いやり手の女性社長の下に来た70才のインターン、というキャッチーな設定を使いながら、単なる女性vs男性、若者vs年寄の構図に頼らずに、個人対個 人、個人対内面の自分への向き合いをキッチリ描いているのが良い。要はリスペクトを持って他人と向き合いなさいという至極真っ当な主張。
若者には若者の、年寄には年寄の良い所があって、デ・ニーロが若者の良い所も吸収してより素敵な人物になりました、っていう単純な足し算の話じゃなくて、 人生の先輩には先輩なりの知恵と経験を持っているが(男のハンカチは何の為にあるか!)、あくまでもガイディングラインで最終的には自分だよと。
アン・ハサウェイは毎度のように見てるだけで良い気分になるのだけど、ロバート・デ・ニーロが凄く良い。エキセントリックさとか特別な事は何も無い、ただ の市井の人の人生の厚みというものを見事に表現してる。特にホテルのTVで「雨に唄えば」を見るシーンでの演技は神懸ってて一気に泣かされた。
事前の印象だと「働く女性に捧げます!」みたいなスイーツな感触がしてたんだけど、80年代からハリウッドで活動してきた女性監督の言葉は重みが違って て、「夫の浮気(途中のある展開に触れ るので伏字)は働く女性へのバチではない」ってバシッと言い切っちゃ うのは痛快に思った女性も多かったのでは。
あと基本的にコメディなので非常にリラックスして観られます。ある家に忍び込むドタバタシークエンスが用意されてたりとか、デ・ニーロのセルフパロディ的 場面もあったりして、鏡に向かってウィンクの練習するシーンでは思わず「お前はトラヴィス(「タクシー・ドライバー」の主人公)か」と突っ込んだ。
そうそう、最初に主人公の状況設定を説明する時に、主人公が履歴書代わりのビデオレターを録画している場面にして全部台詞で言っちゃうんだけど、設定を全 部台詞で説明するという手段も一個の工夫で必然性のあるものにするってのは上手いなあと思った。



これで宿題は終わった。

久々のカラーお絵描き。


しぶりんがいるじゃろ。


別レイヤーで腋毛を描くじゃろ。

2つを重ねて腋毛レイヤーだけ消しゴムツールで消すと、しぶりんの腋毛を剃ってる気分が味わえるんじゃ。


先々週末。まだ冬コミ当落は発表されてないぞ。
この週末は(受かってたら)原稿月間に入る前の執行猶予ってことで港のシネコンまで行って映画を3本ハシゴ。

まずは本命だった「ヴィジット」。
シャマラン復活!というか身軽になって新モードに突入したというべき快作!POVも単なる付け焼刃じゃなくしっかり自分の物にしてた。にしてもこれ程『恐怖と笑いは紙一重』を見事に表現した映画は近年無かったのでは。めっちゃビビ らされたし、それと同様にめっちゃ笑わされた。
本当に観客に対する嫌がらせかというようなヤダ味(それこそ顔に糞ぶつけるような)をしっかりしたサスペンスの技法を使い、ギャグになりそうな程の緩急を つけつつ、フラットに提示する(POVだからね)という他に類を見ないくらいユニークでフレッシュな映画。どんでん返しの弱さは問題ではない。
にしても主人公姉弟を「襲う者」の正体。悪魔とかの超自然的な物とも、天才・天然問わずのシリアルキラーとも違う感じが新鮮だけど本当に厭だし怖い。「何 か判らないから怖い」と「何か判ったから怖い」が同居してるんだよね。不条理ホラーとサスペンスの緊張感が1本の映画内で堪能できる。
「シックス・センス」があのオチ無しでも母と子の和解のドラマとして成り立っていたように、今作も親子の間の「赦し」というドラマがあって、単なるホラー と一線を隔してたりとかしてるんだけど、個人的にはもうこれ無しでもいいよって思ったくらい「田舎の一軒家の不穏な暮らし」が面白すぎた。
特殊な事はしてないけど(基本的に子供がビデオカメラで撮った映像って体だからな)、考え抜かれたアングル、タイミング、トリミングの妙でめちゃめちゃフ レッシュでショッキングな映像世界が炸裂してギョッとさせられるので、予告編とかで映像がドンドン出回る前に映画観てほしい。
あと主要キャストが素晴らしい。特に祖父・祖母役の役者な!「本当に人が良い田舎の老夫婦」として出てきて、「ん?」という言葉以前の違和感を醸し出して から、だんだん「あれ? あれ? この人おかしい?」って加速して いって「本当にヤバい!!」ってなっていく感じ最高!
あとシャマランは笑いのセンスがあることを再確認。今までの「なん じゃそら!?」系の笑いじゃなくて、人間観察系の笑いね。個人的にツボだったのが弟が一つの台詞を芝居のトーンを替えてテイク2、テイク3するさりげない 場面。



続けてようやくの「心が叫びたがってるんだ。」。
もう基本的には期待を裏切らない観てて心地良い映画。青春映画だったんだけど、思ってたより恋愛要素が強かったなあ。結局惚れた腫れたの話になっちゃった のには、個人的には、あー、高校生ってそれが一番大事だよねー、ってオジサンっぽく微笑ましく見てたけど。
「あの花」的な超常現象が起こらないリアル系青春グラフィティだけど、個人的には思ってたよりファンタジーっぽかったっつーか、リアル度をヤダ味が出る直 前で絶妙に抑えている感じとかね。例えばクラスの非協力度を0じゃないけど不快に思うずっと手前に設定して描写してる所とか。
これが悪いという訳ではなくて、4人の物語にフォーカスしていくためには適切な処置だと思う。4人以外のゴタゴタで進行が妨げられるようだったら逆にノイ ズだもんな。だから観終わった後に「アイツだけは許せねえ」っての居ないので(強いて言えばヒロインの父親か)後味は非常にスッキリ。
この映画の一番感動する所は「空気を読む」という文化が蔓延してるこの世の中で「いや、言わないと伝わらないよ」って声高に宣言している所。言葉は毒にな るけれど、薬にもなるんだ。でも薬にするにはやはり声にしないと、と。特にクライマックスの母親が劇を見てやっと娘の心に気付く場面とか泣くわ。
あとやっぱねぇ、ヒロインが可愛いわ。ルックス的なものも勿論だけど、「不憫可愛い」 と「健気可愛い」を持ってるから強いわあ。自分の意思を伝えようと懸 命にガラケーのキーをパコパコ打ってる所とか可愛いわあ。これね、スマホだと音しないからガラケーのパコパコ音ってのが良いんだよ。



3本目、今年急遽公開された前作が面白かった「ピッチ・パーフェクト2」。
前作同様、音楽とギャグをこれでもかと詰め込んでいて楽しかったよ。話の構造的にもほぼ前作を踏襲。ギャグは完全にアメリカンな感じなので好みが別れるか もしれないけど、音楽パートの充実さはやっぱアメリカンエンターテインメントの底力を感じさせてアガる。
ヒット作の続編って事で色々とスケールアップしてる部分があるんだけど、カメオ出演の豪華さとかね。前作はクリストファー・ミンツ・プラッセぐらいだった けど、今回はスヌープ・ドッグやオバマ大統領まで担ぎ出してる!(そしてエンドクレジットの4人!) あとオープニングの失態もスケールアップしてて今回は本当に酷い(褒め言葉)。
あと敵もスケールアップ。今回敵として登場するドイツのアカペラグループが歌もダンスも圧倒的すぎる。μ'sの前にA-RISEが立ちはだかったアレに近い。これどうやって勝つん だ?相手のミス待ちか?と心配していたが、まさかああいう手を使ってくるとはね。あれは思わずウルっと来たわ。
楽しいアイツらがそのまんま帰ってくる!ってんで前作楽しんだ人なら間違いなく楽しめるし、やってる事はほぼ同じなので、前作を観てなくても実は楽しめ る。前作はがんばれベアーズよろしくはみ出し者集団が結束していき勝利を掴む様子が描かれていたけど、今作も迷走→再結束だしな。
歌の部分はどれも楽しいけど、前作でも好評だったチーム対抗バトルの場面は盛り上がる。お題に沿って各チームが即興でアカペラを披露していくんだけど、 やっぱ個人的にはお題が「90年代ヒップホップ」になった時はアガっ たわー。トライブとかサイプレスとかをバチッとアカペラでキメられるとさー。



いやー、3本ハシゴすると充実したけどやっぱ疲れるわー。

はい、そして先週の金曜日、冬コミ当落が発表されました。
結果発表ーーー!!(ダウンタウン浜田の声で)

コミックマーケット89
 12月 31日(金)
西地区“さ”ブロック−02a
「RICK RUBIN」(リック・ルービン)

やったー。

さて映画日記(「やったー。」で終わり!?)
この週末はコミケ受かったんで映画は控えめにして近所のシネコンで1本だけ。
映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!」。
いつものプリキュア映画の体裁はそのままで、オムニバス形式にすることによって新しい試みも同時に取り入れてみるという意欲作。ここからどうなっていくか は分からないが、新しい試みの方はオッと思わせる部分があった。
1本目の「キュアフローラといたずらかがみ」。ディズニーやピクサーのアニメ映画の本編前にやってる短編アニメのノリかなと思ってたら、やっぱそうでし た。台詞無しでボディランゲージだけで見せる感じとかね。でもやっぱディズニーと違って日本のマンガチックな顔芸要素が濃いのが楽しいです。
2本目が「パンプキン王国のたからもの」。セルアニメで今までのプリキュア映画の作りを踏襲した物。ただやっぱ尺が短くなってるのでいろいろな影響が。前 半凄い飛ばす展開なんだけど、登場人物達が何の違和感も示さず淡々と受け入れていくので落ち着いて見ると若干シュールな感じにさえなってる。
あとは映画版ヒロインのパンプルル姫や、みなみさん、きららちゃんの描写がもっと欲しかったなぁとかあるんだけど(冒頭の日常描写場面が少ないからね)。 まあ、トワさんが妖精に運ばれる時の無表情っぷりとか、フローラがみなみさんをお姫様だっことかイイネ!ポイントはあちこちにありますけどね(あとミス・ シャムール登場時の「満を持して」感は異常)。つかまあ、変身バンクを劇場の大きなスクリーンで見られるだけでも元は取れる代物なんだが。
そして今回のキモと言えるのが3本目「プリキュアとレフィのワンダーナイト!」。『絵本から飛び出したような』って常套句が正に似合うルックス。CGなん だけど上質のストップモーションアニメのような手作り感ある暖かみが 感じられる質感。これは是非この方向性で3D版を作って欲しい。



コミケ原稿とは関係ないお絵描き。
今月20日に単行本が出る「か たくり」の作者のナマウラさんのJKバージョンをお絵描き。(注:ナマウラさんは主人公ではあるが作者ではない)



はい、それでは原稿月間に入りまーす。


(画・文 P.I.L.)

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