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  2014年 12月
12月28日(日)
やったー。やっと2学期が終わって冬休みに入ったー。もうコミケ初 日だけどな!
ここ2週間くらいはずっと風邪気味で家では寝込んでいたため何も出来なかったよ(社畜なので仕事には行ってた)。

一応冬コミ告知しておくか。

コミックマーケット87
12月29日(月)、30日(火)
一般参加

落選したので一般参加だ。1日目はまだこのように名古屋におりまして(社畜なので土曜まで仕事に行ってた)。
一応新刊は何とか作ったんだ。お品書き。



"THE THINGS WE DO FOR LOVE"(「ラブライブ!」一般向け:コピー誌 B5 4P \0)

4ページしか無いけどな!(風邪さえなければ…)
知ってる人に会ったら渡そうかなとかそんな感じで。こちらから何か渡すものが無いと不安で…。

あ、ゲスト参加一つしてます。る かさんの所のマリみて本に参加してます。久々にマリみて描いたよ。
12/29 月曜日 西地区 "よ"ブロック 19b 「インドまで何マイル?」
ですよー。

映画日記。先々週の日記を書いた時には実は3本観てたんだけど、感想をまだ書いてなかったので今回回しに(最近こんなの多いな)。
まずは「ゴーン・ガール」。
年の瀬に年間ベスト級来ちゃったよコレ! スリラーとしても一級品なんだけど、単なる出来の良いサスペンスを超えて、人間にとって普遍の一大トピックである「結婚」という物に対して切り込んだ探求 のミステリーであり、戦慄のホラーであり、どす黒いコメディ。面白い!
ある日突然失踪した妻。その日からマスコミに翻弄される夫と、妻が残した日記で語られる過去の2つの時間軸が交互に描かれていくんだけど、最後にこの時間 軸が追い付いて真相が明らかになるのね、なんて思いながら観てたら、途中で予想もしなかった形で第3の時間軸が立ち現われた瞬間の衝撃!
こういう瞬間の興奮が味わいたくて俺は映画を観てるんだよ! そしてこの瞬間から始まる2つの「戦い」。どちらも応援したくなるが、両方並び立つなんて事は出来ないし、なんて思いながら観てたら、これまた想像してな かった形で一点に集結した瞬間のスリリングさ! 興奮しすぎて思わず笑っちゃった。
何を言ってもネタバレになる系の映画なので、出来るだけ前情報を入れずに観に行ってとしか言えないが(なので物語の入口の情報と各地で絶賛されているとし か言えない宣伝も分かる)、前情報とか例えば米社会に対する知識とか無くても誰が観ても面白いと安心してお勧めできる。未婚・既婚すら関係無い。
メインの二人のキャスティングも完璧。夫役のベン・アフレックはスターだけど良い意味で無個性な「翻弄され顔」が効いてるし、そして何より妻役のロザムン ド・パイクの素晴らしさ。奥知れなさをビンビンに感じさせながらもごくたまにキュートな面をポロッと出しちゃう所とかイイネ!
脚本(原作者本人が脚色)、演出(あの鍵を取る動作だけで不穏な感じを出すやり方!)、撮影(いつものフィンチャーらしいパッキリした画)、音楽(近作で コラボが続くトレント・レズナーとアッティカ・ロス)と各要素もそれぞれ良くて、本当に「良い映画観たなあ」という充実感がバッチリ。
夫婦喧嘩を実際の武力衝突に見立てた「MR.&MRS.スミス」って映画があったけど、「ゴーン・ガール」も夫婦関係という物を殺人サスペンスに 置き換えた寓話っぽい物とも言える。実際にこんな事件は起こらないが夫婦の関係はタマを取るか取られるかなんだぜ、という。



そして「劇場版アイカツ!」。
「感謝」とか「尊い」とかいう言葉が飛び交う今回の映画だけど、映画単品的には決して敷居は高くない。TVシリーズでの積み重ねがこの映画を特別な物にし てるのは事実だけど、「TVを見てない人は損をする」ではなくて「TVを見ていた人 は得をする」ってスタンスだよね。
文字通り子供でも楽しめる娯楽作品として、歌と踊りを楽しみ(それは現在のCGアニメでの可愛さの表現の最先端を楽しむことでもある)、アイドルという存 在が持つポジティビティ(劇中絶対に後ろ向きな事を言わない)に心を洗われて、心をリフレッシュさせる物としての映画の効能は基本装備。
それでも尚、その背後にあるTVシリーズの歴史に思いを馳せて感慨を深くするのは全然有りでしょ。ここであの楽曲がってのもそうだし、特に生ドラマパート でのオールスター勢揃い感の楽しさ! アイカツと言えばアレ!のアレまで出てくる! 今まで築き上げてきた信頼関係の再確認作業の嬉しさというか。
例えばこの映画にもピンチは訪れるんだけど、ピンチを切り抜けられるか、られないかというハラハラよりも、こいつらならピンチを切り抜けるのは分かって る。どれだけ華麗に切り抜けるんだというワクワクの方が勝っていても、それは映画の面白さを損なったり、本質をねじまげたりするものではない筈。
そして最後の曲の場面。追いつくとか追い越すとか未来がどうとかではなく、「あなた がいたから今の私がいる。ありがとう」って気持ちだけを理由に同じステージに立っているってのがもうね! そりゃ皆の感想が「感謝」になるのは分かるよね。だってスクリーンに映ってたのが彼女たちの感謝なんだから。



3本目は「ホビッ ト 決戦のゆくえ」。
いやもう何も言う事無いっつーか。観る者を問答無用でなぎ倒す圧倒的な剛腕スペクタクル。ケチを付けるとしたら「原作に有ったあの大事なシーンが無い」く らいしか無いもんねえ? 更に13年に渡って付き合ってきた中つ国ともこれでお別れとなれば感慨深くもなる。
もうのっけから湖の町を焼き尽くさんとするスマウグと弓の名手バルドの一騎打ち。その決着までがアバンタイトルってんだから。その後もバトル三昧で最終的 には王の帰還のゴンドールの戦いを超えんばかりの一大決戦。そりゃタイトルも「ゆきて帰りし物語」から「5軍の戦い」(英題直訳)になるわ。
その最終決戦も様々な種族(&生物)が入り乱れる群衆戦の描写も凄いし、倒れた塔の上でのレゴラス対ボルグ戦とか氷上のトーリン対アゾグ戦とかのタイマン 勝負も次から次へと仕掛けを放り込んできてジェットコースター的ライド感が途切れることなく右へ左へ上へ下へと観客を振り回してくれる。
ってんで全体的にハードな流れなので前2作に比べてホッとする笑いの場面は少ない。ビルボもドワーフもパーソナリティーはそのままなんだけど、狂気に憑り つかれていくトーリンの対応に精一杯という感じで余裕無いし。湖の町のアルフリドが唯一その役目を引き受けて頑張ってるけど。
ロード〜もそうだけど、基本的にこの物語の気持ちいい部分って、出てくる登場キャラ達が「自分のなすべきことをなす」って所だよね。バルドが弓を手に取り スマウグに立ち向かう時、トーリンが自分の役目に目覚める時、ビルボが指輪をはめてトーリンの元へ向かう時。非常にシンプルだけど熱い。
ロード・オブ・ザ・リングに繋がるキャラも出てくるけど、味方として戦う時のサルマンの心強さはハンパねえなw 更にガラドリエルまで凄い顔して一緒に戦ってくれるとなったらもうw



先週は近所のシネコンで1本。「ベイマック ス」。
近年のディズニーの黄金時代を更新する、憎たらしいまでにそつが無い超優等生映画。笑って、興奮して、泣いて、と観客の感情をグングン引っ張る名人芸で万 人に感動を与えると同時にボンクラ系映画ファンにも引っ掛かるフックをちゃんと用意する完璧な仕事ぶり。
まずはベイマックスのキャラ造形と挙動。シンプルで柔らかい曲線で形成されたベイマックスがペンギンの赤ちゃんを参考にしたというヨチヨチ動きで歩いてい るだけでもうね! メインキャラが動いているだけでもっと見ていたいと思わせる時点でもうこの映画の勝利は約束されたようなもの。
それと同時にマーベルのヒーロー物である本作。スピーディーなアクションシークエンスも網羅していて、前半のカーチェイスや後半のバトルシーン等、反対の ベクトルでの視覚的快感も用意されている。こっちのアメコミアクション物としての側面はあんま宣伝で前面に押し出してないけどこっちも凄いよ。
そしてもう一つの主役ともいうべきサンフランソウキョウの街。とにかく画面に映す出される全ての物がきめ細やかに作りこまれてて、この街自身が一つの作品 と言っても差支えないくらい。それにハリウッド映画で表現される日本としても、これは架空の街だけど、一番本当の日本の街に近いかも。
映像の事云々言ってきたけど、この映画が一番素晴らしいのは主人公のエモーションの動きを「ケアロボット」という一つのガジェットを非常に効果的に利用し つつ、無理なく丁寧に、しかしここぞという時はガツンと衝撃的にストーリーに沿って導いていくその手腕。脚本の磨き上げ具合がハンパ無い。
主人公がベイマックスにロケットパンチ付けたり飛行機能付けたりして、ベイマックスが「ケアロボットに必要ないのでは」と戸惑ったりするんだけど、最後、 ある場所へ向かう時のベイマックスの台詞とか、そこからの帰還の場面とか、もう泣く だろ! もう完全に作り手の思惑通りだけど!w
あとマーベルコミックスが原作なので、ちゃんと劇中スタン・リーの顔が出てくる所があるよ! あとエンドクレジット後のオマケもあるんだけど、こっちはある意味マーベル映画のオマケよりもマーベルっぽい。逆にマーベル映画じゃないからここまでやれ るっつーかw 超反則みたいな手使ってきます。
あと女性キャラのエロさな! 主人公の世話を見るおばさんはプリキュアシリーズのママ的エロさだし、黒のボディスーツで下半身のラインをピッチリ出して滑走するゴーゴータマゴも当然エ ロい。ハニーレモンもオネショタのオネ的エロさだし。つまり全員エロい。



映画はこの週末は土曜日まで仕事で日曜日はコミケ上京準備なので映画観に行く暇無し。
ってんで上記のベイマックスで今年の映画は締めだ。今年映画館で観た映画は103本でした。
さあ、それでは毎年恒例のあの独りよがり企画だよー。俺アウォード2014。

今年のTOP10
1.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
2.インターステラー
3.ゴーン・ガール
4.GODZILLA ゴジラ
5.キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
6.LEGOムービー
7.スノーピアサー
8.あなたを抱きしめる日まで
9.グランド・ブダペスト・ホテル
10.her 世界でひとつの彼女

監督賞:デヴィッド・フィンチャー(ゴー ン・ガール)
主演男優賞:マシュー・マコノヒー(インターステラー、ダラス・バイ ヤーズクラブ)
主演女優賞:ロザムンド・パイク(ゴーン・ガール)
助演男優賞:ブラッドリー・クーパー(ガーディアンズ・オブ・ギャラ クシー、アメリカン・ハッスル)
助演女優賞:スカーレット・ヨハンソン(her 世界でひとつの彼女、キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー)

コメント:1位は「今年の1本」っつったらこれだよね。2位は映画通の人の間では苦笑いされやすいんだけど、ただでさえ洋画が弱い昨今、このクラスの大作 を推さなくてどうする!ってんで高めにランキング。4位もそんな部分がある。5位は1位とは全く反対側の方向から同じくらいの高みに臨んだマーベルの絶好 調振りを示すものとして両方ランクインさせておかねば。8位は今年の「俺が推さなければ誰が推す」枠。
監督賞は当然ジェームズ・ガン(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)もね、あの「AWESOME MIX」のアイデアだけでも受賞ものなんだけど、フィンチャーは「ソーシャル・ネットワーク」の時にもあげ損ねてたってのもあったんで。
主演男優賞のマシュー・マコノヒーは本当は去年の時点で助演男優賞あげたかったんだけど、これも今年にずれ込んでしまいました。
主演女優賞はケイト・ブランシェット(ブルージャスミン)で鉄板だと思ってたんだけど、最後の最後で逆転。いや、ケイトも凄く良かったんだけど、以前に俺 アウォード受賞してたんで(「アイム・ノット・ゼア」で助演女優賞)、今回はロザムンド・パイクで。
助演男優賞はこれといった本命がいなかったんだけど、やっぱガーディアンズの声の芝居が凄かった。ガーディアンズから個人賞受賞も出したかったしってのも ある。
助演女優賞も声の芝居が凄かったし、後は逆に殆ど喋らずその肉体で語る「アンダー・ザ・スキン種の捕食」も良かったんで合わせ技で、主演女優賞あげられな かったんでこっちで受賞。

今年は上位50位までランク付けてみた。

1.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
2.インターステラー
3.ゴーン・ガール
4.GODZILLA ゴジラ
5.キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
6.LEGOムービー
7.スノーピアサー
8.あなたを抱きしめる日まで
9.グランド・ブダペスト・ホテル
10.her 世界でひとつの彼女
11.ウルフ・オブ・ウォールストリート
12.ベイマックス
13.アクト・オブ・キリング
14.6才のボクが、大人になるまで。
15.フューリー
16.新しき世界
17.ラッシュ/プライドと友情
18.プリズナーズ
19.オール・ユー・ニード・イズ・キル
20.ブルージャスミン
21.それでも夜は明ける
22.ヘラクレス
23.ウォルト・ディズニーの約束
24.アンダー・ザ・スキン 種の捕食
25.イコライザー
26.ドラッグ・ウォー 毒戦
27.猿の惑星:新世紀
28.オンリー・ゴッド
29.ザ・レイド GOKUDO
30.たまこラブストーリー
31.ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
32.ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!
33.フランシス・ハ
34.アメリカン・ハッスル
35.X-MEN:フューチャー&パスト
36.ダラス・バイヤーズクラブ
37.インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
38.8月の家族たち
39.怪しい彼女
40.アナと雪の女王
41.イントゥ・ザ・ストーム
42.複製された男
43.ホドロフスキーのDUNE
44.ジャージー・ボーイズ
45.泣く男
46.紙の月
47.魔女っこ姉妹のヨヨとネネ
48.福福荘の福ちゃん
49.アデル、ブルーは熱い色
50.ホビット 竜に奪われた王国/決戦のゆくえ

それでは来年もヨロシク。
よいお年を。


12月14日(日)
最近サボリ癖がついてるのでたまには2週連続更新を!と思ったけ ど、結局出来なかったよ…。
イラストも映画日記もストックがあったからイケると思ったんだけどなぁ。
最近平日が仕事で忙しいんだよね。んで家帰ってもTV見てるかモンハンやってるかという体たらく。
それでも平日中には更新できると思ってたのに、週の後半からまさかの風邪で寝込んでしまい(水曜日の夜から具合が悪くなり、日曜日夜の現在でも治り切って いないという)、結局2週間ぶりの更新になっちゃいました。

モンハンはゆりかわ先生に手伝ってもらってHR7にしてもらった後、ちまちまと村クエ進めて、スタッフロールを見る所まで進みましたよ。
でもアレなんだね。G級になるには集会所クエスト進めないとダメなんだね。ってんで一人でボチボチと★7クエやってんだけど、一人だとしんどいなぁ。ま あ、気長にやります。
最近は家に帰ってきてから風呂に入りながら一狩りするのが定番。先日ホームセンターで入浴剤詰め合わせ買ってきたので、風呂モンハンが捗る捗る。余り長く やりすぎるとのぼせちゃうけど。

映画日記。
実は前回の日記を書いた日には近所のシネコンで映画2本ハシゴしてたんだけど、感想は書いてなかったのでその感想から。

まず1本目は「フューリー」。
「プライベート・ライアン」以来というのも納得。途轍もないアクションシーンも用意しながら剥き身で「戦争」を描いている、あくまでも「戦争映画」。でも 戦車に特化したそのアクションシークエンス超フレッシュで「アクション映画」としても十二分に興奮できるクオリティ。
戦車による戦闘シーンの興奮度はただならぬもので、前半の野戦シーンは興奮のあまり大笑いしてしまった。トレーサー弾によって可視化された弾道がスクリー ン上を飛び回るし、戦車の砲弾が装甲をかすめてガンと軌道を変えて飛んでいく様とかアニメでは見た事あるけど、実写でやられると凄え!
ガルパンで学んだ事といえば、車長が指示を出し、操縦手が運転して、装填手が装填し、砲手が撃つという一連の流れも堪能。圧倒的戦力差を誇るティーガー相 手に唯一のアドバンテージである機動力を活かしてギリギリのタイミングを見極めてこれしかないという一手を打つという戦い方もガルパンぽい。
ガルパンと違うのはあっちは女子校だけど、こちらは男子校の体育会系やだみが充満している所。ヤンキーってやあね、というよりは、そういうやだみが充満し てしまうのが戦場なんだよってことなんだろう。占拠した街でのシーンとかな。でもブラピ先輩が目を光らせて最悪の事態は回避しているが。
新兵の成長物語風に語られていくんだけど、最後に生死を分けるのが「成長する前の部分」という皮肉を提示する事によってその「成長」が本当に正しい方向で の成長なのか?って疑問を投げかけて山のような死体を映して終わるので観終わった後の感覚は非常にヘヴィー。単なる英雄物語に終わらせない。
あとガルパンと違うのはゴア描写なんだけどw、戦場の悲惨さを伝えるって意味もあるんだろうけど(白旗スパンじゃ済まないもんな)、監督の前作の「サボ タージュ」に無くてもいいゴアがあったので(列車の所な)、単に監督が好きでサービス精神の一環として盛り込まれてる可能性は否定できないw
『ストイックゆえに圧倒的なビジュアル』ってのは庵野秀明のインターステラー評だけど、「フューリー」も正にそう! 兵器に詳しくなくても、砲手が首を傾けながらスコープ覗き込んで砲塔が回るのをジリジリと待ちながら狙いが合った瞬間ペダルを踏む一連の動作を見るだけで もカッコイイってなるよ。



2本目は「西遊記〜はじまりのはじまり〜」。
「少林サッカー」「カンフーハッスル」のチャウ・シンチー監督最新作。今回は本人出てないけど完全にいつものチャウ・シンチーエンターテイメント。しょう もないギャグを終始これでもかと挟み込んでくるのに最後のクライマックスでは謎感動に包み込まれるアレ。
いや、謎感動ではなく、少年漫画的な非常に真っ当な感動だよな。グッと来る感動ポイントは2つで、「ピンチの時に敵だと思ってた奴等が加勢しにやってきて くれる」ってヤツと「非道な悪に最後には正義の鉄槌が下る」ってヤツ。王道だし、仏教の教えを絡めてたりしてるので日本人に相性良いよね。
その感動にメリハリを付けるための下らない部分が、非常に丁寧に力を入れて全力でふざけてる部分と、本当にグダグダっぽく(計算でやってる部分もあるだろ うけど)なってる部分とかあって、サービス満点と言えばそうだし、個人的にはちょっとボリューム多すぎてくど過ぎるという部分も無きにしも非ず。
あと今回はラブロマンス部分が今までより力入ってる感じ。反目しあう出逢いから、ツンデレラブストーリー的に進んでいき、最後には主人公の三蔵法師が真の 人間愛に辿り着く展開とか、わらべ歌の本や武器のリングがその後形を変えて重要な役割を果たす小道具使いとか、真っ当に秀逸だよね。
そしてホラー映画ばりに結構ガチな残酷描写。「フューリー」よりレーティング上だからなw。妖怪として出てくる沙悟浄、猪八戒、孫悟空のガチ悪役ぶり。沙 悟浄編は完全にモンスターパニックホラーだし、猪八戒編は完全に屋敷内サイコキラー物だしな。撮り方とかも完全にそれらのホラーになってる。
そして孫悟空の極悪ぶりは異常。さすが仏に喧嘩を売った男。登場時はあんな感じのクセして、スカしのギャグかと思いきや、まさかの豹変っぷりに虚を突かれ たわ(だから下らなくしつこいギャグが前フリとして効いてるってことだよな)。そして、その凶悪ぶりが前フリとなっての最後のカタルシス。



先週末はどれを観ようか決めかねたまま街に出て、結局TLとかで名前をよく見ていた「楽園追放-Expelled from Paradise-」を観たよ。
一昔前のOVAチックな『美少女』『メカ』『SF』という三種の神器を現代的技法でとことん磨き上げた作品。劇場映画と言っても下手に一般受けを狙わず、 使い慣れた武器の練度を上げることにより逆に門外漢が見ても凄えって感じる映像が出来上がった快作。評判良いのも納得。
CG映画としても下手にハリウッドを追従しても追い付くのは至難の業なので、こういう形で作り上げる方が逆に世界と対等に渡り合えると思う。このシャープ ネスとスピード感はいくらオタクでも外国人監督には簡単に出せないだろう。技術力と言っても結局はキャラを動かすのは人なんだってのを痛感。
やっぱCGとメカ変形の相性の良さは異常。二次元でも魅せ方を熟知してるスタッフ(板野一郎もモーションアドバイザーとして参加)が作り出すメカの変形と 移動の生み出す快楽性にドーパミン出っ放し。これはスクリーンで見ておいて良かった。音楽も映像にとてもマッチしてたし。
話の内容についてはあんま話さない方が良いのかな。インターステラーが引き合いに出されるのも納得な、まあ「幼年期の終わり」系なんだけど、地球で生まれ た人間と言う種が宇宙に出て行く時にそういう形の門出を迎えるのか、というのはフレッシュで、コレに比べるとノーランはまだ保守的だw
後はヒロインの乳と尻に関しては皆言ってるから省略。あ、ヒロインが美『少女』ってのにちゃんと律儀に理由付けしてたのは笑ったw まあとにかく、視覚快楽性の高さは今年公開されたアニメ映画の中でも間違いなくトップクラスなんじゃないかと(そんなに観てない俺が言っても説得力無いけ ど)。



この日は街に出たついでにここに寄ってみました。

サンソフトレトロ展

スペース的には上の写真の一角だけだったんですけどね。



「上海」だの「アトランティスの謎」だの「リップルアイランド」だの「メルヘンヴェール」だの「ファンタジーゾーンU」だの「スーパーファンタジーゾー ン」だの「サーク」だの「アウトライブ」だのの原画が。

今週のお絵描き。
流行りに乗って「例のタートルネック」ネタを描いてみたよ…っつっても絵日記更新がかなり後ろにずれ込んだためにすっかり冷めてしまいましたが…。

例のタートルネックを着た龍驤


例のタートルネックを着た雪風


じゃあ風邪を治すために寝ますね。


(画・文 P.I.L.)

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