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2013年 12月
12月25日(水)
♪もえあがーれー
♪もえあがーれー
♪もえあがーれー
♪にゃんぱすー

歌ってる場合じゃねえ。

メリクリ? そんな場合じゃねえ。
もう冬のコミまで1か月も無えぞ!(もっとだよ)
という訳で冬コミ告知。いや、私は落ちてしまったんですが、新刊も無いんですが、秋の名古屋のイベント用に作った本をぶる姉の所で委託で置かせてもらえる ことになりましたよ。

12月30日(月)
東ナ-26a
さといも

です。置いてもらえる本は以下2冊。


左:"Pop Goes The Weasel" (「ドキドキ!プリキュア」一般向け:オフセット B5 20P \300)
右:”the smile sessions” (「スマイルプリキュア!」一般向け:オフセット B5 24P \300)

ドキプリ本は一応コミケ初売りですね。
あと、ぶる姉の冬コミ新刊コピー本(東方マリアリ本)に1Pゲスト原稿を描く予定ですよ(まだ描いてない)。
ぶる姉共々よろしく(私もいるかも)。

先週の映画。
街に出て「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」。
ジム・ジャームッシュによるヴァンパイアの恋愛を描いた映画。っても王子様を吸血鬼に置き換えた少女マンガの亜種恋愛ドラマである訳が無く、オフビートに 真面目を描くいつもの感じなので、個人によって異なるだろう心地良いポイントに身を浸せばいい。
アメリカ・デトロイトとモロッコ・タンジールを舞台に永遠の時を生きる二人のヴァンパイアの恋愛を描く、つーてもそんなに大仰にならず淡々と。何百年単位 の付き合いなので、燃え上がるような感じでもないが、逆に何百年単位の付き合いなのに倦怠期にもならず、という他に替えの効かない真の恋人達の物語。
意外とちゃんと最低限の吸血鬼のルールは守っていて、血を吸わないと生きていけないし太陽の下に出ることは出来ない。んで現代社会でホイホイと人を襲うこ とも簡単に出来ない世の中になればこういう生き方をしてるのだろうなあという描き方。超人的な力を持ちながらも意外と慎ましく暮らしている。
んで悠久の時を生きる彼等は、人を満たすのは食べ物だけに非ず、って訳で音楽や文学といった芸術によって自らを満たして生きている。シューベルトに曲を書 いたこともある主人公が現在は正体を隠して創作活動を続けるカリスマロックミュージシャンになってる。って感じ。でも最後でやっぱお腹がすいたら…ってオ チで笑ったw 所々すっとぼけたくすぐりポイントがある。あの医者がもう誰もいないのにビクッとなる所とかなw
長い年月を生きる吸血鬼にとってはパガニーニもジャック・ホワイトも同列に並べられる、ってんで基本的に音楽家から科学者まで偉人小ネタが全編に散りばめ られているので、どれか一個でも引っかかったら楽しいんだけど、全然引っかからないと面白味は減るわね。まあ小ネタなのでスルーでもいいんだけど。ただ、 クリストファー・マーロウは本筋に絡んでくるので、シェイクスピアと同時代の劇作家で同一人物説があるってのは知っておいた方がいいかも。って俺もパンフ レット読むまで全然知らなかったのだがな。
あとはやっぱ吸血鬼のカップルを演じるトム・ヒドルストンとティルダ・スウィントンの物憂げな感じが良い。あと声も良いね。ティルダの瞳とかギョロっとし て黒目がちな感じとかかなり非人間感出てる。



次の週末はコミケ上京だってんで、これで今年の映画見納めかな?(上京前日に何か観に行くかもしれないけど)
「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」で何と今年劇場で観た映画がちょうど100本目。初の大台に乗りました。
それでは毎年恒例の一人遊び、俺アウォード2013。

今年のTOP10
1.フラッシュバックメモリーズ3D
2.ゼロ・グラビティ
3.クロニクル
4.キャビン
5.パシフィック・リム
6.シュガーマン 奇跡に愛された男
7.LOOPER/ルーパー
8.シュガー・ラッシュ
9.きっと、うまくいく
10.キャプテン・フィリップス

監督賞:ギレルモ・デル・トロ(パシフィック・リム)
主演男優賞:デイン・デハーン(クロニクル)
主演女優賞:ジェニファー・ローレンス(世界にひとつのプレイブッ ク)
助演男優賞:ピエール瀧リリー・フランキー(凶悪)
助演女優賞:ニコール・キッドマン(イノセント・ガーデン、ペーパー ボーイ 真夏の引力)

コメント:映画を観ていて雷に打たれたように痺れる瞬間というのが年に1回くらいあるのだが、今年一番痺れたのが1位の映画の最後の最後に映し出されるア レ。アレが出てきた瞬間に今年一番の感動&号泣させられたので、これが1位。
2位はもう全然年間1位のポテンシャルです。1点突破の感動ではフラッシュバックメモリーズ3Dに軍配を上げましたが、全編平均の感動度ではこちらです。
3位も他の年なら1位になってました。1位が3Dに新しい意味合いを持たせたように、こちらもPOVに新しい意味合いを持たせた転機作。他にも超能力モノ としても青春モノとしても全てが新しい。
4位も新しさという点ではホラー映画に新たな視点を持ち込んだ転機作。「スクリーム」のように今後ホラー映画史を語る際に欠かすことが出来ない作品になる 筈。
5位も年間1位のポテンシャルなんですけどね。フレッシュさという点で「クロニクル」「キャビン」の方を上にさせていただきました。その代りに、ほら、監 督賞をあげてるから。
6位は流した涙の総量では今年1位。基本情報を仕入れた上で(さすがに最大のキモであるロドリゲスの消息の情報は仕入れませんでしたが)観に行ったら序盤 から勝手に自分で汲み取って勝手にボロボロ泣いてたよ。
7位もフレッシュさという点で頭一つ抜きん出てた作品でした。タイムトラベルという手垢の付いたテーマながら新しいアイデアが盛りだくさん。
8位は今年のベストアニメ。付け焼刃じゃない愛のあるゲーム世界の描写だけでも十分良いのですが、ドラマも笑いもレベル高い。最近はディズニーアニメはピ クサーよりも充実しています。
9位はサービス精神が旺盛すぎる超王道娯楽作品。そのガツ盛りぶりにお腹いっぱいの大満足。インド映画ってキワモノでしょ?という偏見を取っ払って観てほ しい。普通に感動させられて泣かされるから。
10位は現在も劇場公開中の、これまた超絶娯楽大作。シリアスな部分が強調されがちだけど上映時間中ずっとハラハラドキドキする娯楽作として誰が観ても楽 しめるから!今からでも間に合う!

監督賞はもうこの映画を見せてくれてありがとうございます。という感謝の言葉しかないです。「俺たちの」ギレルモ・デル・トロ。
主演男優賞は今一番ノッているこの男。「レオナルド・デカプリオの顔にベニチオ・デル・トロの眼」と形容される強烈な存在感。今年は「プレイス・ビヨン ド・ザ・パインズ 宿命」や「欲望のバージニア」の助演でも良い仕事してました。来年は「アメイジング・スパイダーマン2」のハリー・オズボーン役が待 機。
主演女優賞は「ゼロ・グラビティ」のサンドラ・ブロックや「インポッシブル」のナオミ・ワッツや「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャスティンも凄 かったのだが、今年一番ラブリーだったのはやっぱこの映画のジェニファー・ローレンスでした。
助演男優賞は「凶悪」で主演の山田孝之を食ってしまうパワフルな演技を見せたこの二人。確かミュージシャンとイラストレーターだと思っていたのだが、完全 に日本映画に欠かせない顔になってしまいました。リリー・フランキーは「そして父になる」も良かったよね。
助演女優賞は今年になって急に「エロババア」キャラを確立してしまったこの人。元々演技力があってスターオーラもあるのにエロババアまで乗っけてしまった らもう手におえない。

今年は全作品ランキングは無しー。本数多いし、基本的に評判が良いヤツしか観に行かないので下位にランキングされた作品でも悪い作品って訳じゃないのよ。 10位と30位は差があるかもしれないけど、30位と50位になるともうそんなに差なんて無いのよ。そんな中で80位、90位ってランク付けしてもねえ… という訳で今年は上位40本だけランキング。

1.フラッシュバックメモリーズ3D
2.ゼロ・グラビティ
3.クロニクル
4.キャビン
5.パシフィック・リム
6.シュガーマン 奇跡に愛された男
7.LOOPER/ルーパー
8.シュガー・ラッシュ
9.きっと、うまくいく
10.キャプテン・フィリップス
11.インポッシブル
12.かぐや姫の物語
13.ジャンゴ 繋がれざる者
14.セデック・バレ
15.ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
16.ゼロ・ダーク・サーティ
17.凶悪
18.マン・オブ・スティール
19.地獄でなぜ悪い
20.世界にひとつのプレイブック
21.ジャッジ・ドレッド
22.そして父になる
23.アイアンマン3
24.風立ちぬ
25.クラウド アトラス
26.エリジウム
27.ウォーム・ボディーズ
28.ワイルド・スピード EURO MISSION
29.劇場版花咲くいろは HOME SWEET HOME
30.エンド・オブ・ウォッチ
31.死霊館
32.魔法少女☆まどかマギカ【新編】叛逆の物語
33.モンスターズ・ユニバーシティ
34.アウトロー
35.フライト
36.ローン・レンジャー
37.テッド
38.ベルリンファイル
39イノセント・ガーデン
40.プリキュアオールスターズ NewStage2 こころのともだち

こんな感じで。毎回言ってるけどあくまでも個人的な好みのランキングであって出来不出来のランキングではないのであしからず。でなきゃ「ジャッジ・ドレッ ド」が「そして父になる」より上とかないからなw

最後の今日のお絵描き。
毎年クリスマス恒例の聖誕祭絵だよー。

聖誕祭2013


それではよいお年を。
来年冬コミレポでお会いいたしましょう。


12月15日(日)
やべえよ。隔週更新がデフォになったと思ったら、もう3週間に1回 更新になっちまってるじゃねーか!
このままズルズルと更新が途絶えて色々あって孤独に死んじゃうよ!
一応言い訳すると、2週間くらい風邪を引きずっていたんですよぉ。あと仕事も忙しくてぇ。仕事から帰ってきたら即寝るって生活を2週間ほど続けていてお絵 描きする余裕が無かったんですよぉ。休日も基本家で大人しくしてましたしぃ。

んでもまあ映画館には行っていた。映画日記。
11月第4週の週末は「ウォールフラワー」。
友達のいない”壁の花”だった主人公が奔放な兄妹との出会いにより変わっていく様子を描いた青春映画。宣伝でスクールカースト最下層の主人公なんて言われ てたから、自分に重なる痛さ&気まずさ全開で、うわあ!これ以上見せないでくれえ!って感じかと思ったらそうでもなかった。
最初の方、授業で答えが分かってるのに発言しない場面や、声を掛けたいのに隣が空いているにも関わらず離れた場所に座る場面は痛気持ち良かったけど、この 主人公のポテンシャルが想像以上に高かった。何も無い主人公に感情移入するはずだったのに、色々持ってるじゃねーか!w 何だよ、覚醒したら喧嘩が鬼強い とか!
スタート時のマイナスポジションの原因が過去のある劇的な事件のトラウマだし、何も出来事が無いのにマイナスポジションの俺らとは違うよ! 最初の一歩の声掛けは自分で踏み出した一歩だが、一番難しい、皆が集まってる場で自分から話し出すってのを図らずもクスリの力借りてクリアしちゃってる し。
まあ、ここいらは勝手に主人公の地位を下に見積もっていた俺の落ち度なので、何物でもなかった若者が何かになれる、つーよりは何かになっていいんだ、と気 付く青春映画としては良いんじゃないでしょうか。メインキャストの3人が若者の飛翔の瞬間を瑞々しく演じてて凄く良い。
主人公も良いんだけど、やっぱ奔放な兄妹を演じたエズラ・ミラーとエマ・ワトソンな。「少年は残酷な弓を射る」とは真逆の明るいアウトサイダーを演じるエ ズラも良いし、ハーマイオニーのイメージを完全に払拭してるエマも良い。谷間あり、下着あり、キスもあり。
にしてもアメリカにおける文系ボンクラ男子にとってのザ・スミスが占める位置って大きいことを再確認させられる。「(500)日のサマー」でもそうだった けど、可愛い女の子とザ・スミスの話で意気投合するってのがアメリカン・ドリームなのかってくらいだ。そら惚れてまうやろだけど。
演出的には敢えてはっきり描き過ぎないのが好印象。終盤の叔母さん絡みの事件とか。あとこの映画の象徴ともいえるトンネルの場面。トンネルを抜けて街の夜 景が一気に広がる瞬間がBGMの「ヒーローズ」(デヴィッド・ボウイ)と相まって素晴らしい。(でもあの登場人物がこの曲知らないってあるか?)
あと本筋と関係無いけど、高校の工作の先生がどっかで見たことあるなあと思ったら、トム・サヴィーニだった。



11月最後の日は近所のシネコンでハシゴ。
まずは「キャプテン・フィリップス」。
面白かった! 2009年に起きたソマリア沖での海賊によるアメリカ貨物船襲撃事件の映画化。全編に渡り鳥肌が立つような緊張感と興奮に満たされた2時間 14分。ケチをつけるとしたら邦題からこのとてつもない面白さが伝わって来ない事ぐらいだ。
ポール・グリーングラス監督(「ボーン・アルティメイタム」「ユナイテッド93」)のサスペンスフルでありながらリアリティ溢れる演出法がバッチリハマっ ている。細部まできっちりとリアルに描いていることにより、視点をどこに置くか(主人公側、海賊側、米海軍側)で物語の見え方が変わってくる立体的な作品 世界の構築は流石。
そしてその作品世界に大きく貢献しているのが主演のトム・ハンクス。その「偉大なる平凡さ」によって、一般的な人間が究極の状況に追い込まれた時の機微を 鏡のように映し出して観客に状況を追体験させてくれる。最後の医務室でのやり取りとか、本当に凄い役者だなと思わせる。
海賊も「実は搾取される側」というのを描いていて単なる悪役に留まらない魅力がある。物凄くギラギラしているのに、でもどうしようもなく愚かで、しかしそ の愚かさが状況によって作り出されて逃れられない悲哀とかまでをモノローグとかフラッシュバック無しでその場の言動のみで表す巧みさ。
もちろん社会性ドラマだけではなく、「知略の攻防戦」的エンターテイン展開もたっぷりと堪能できてこの部分も凄く面白い。最初に主人公が無線で芝居を打つ 場面とか枚挙に暇がないが、意思の疎通が取れない状態で共通の敵と対峙しなければいけない展開とかはもう吐きそうなくらいの緊張感。
そして終盤、海軍が登場してからも面白い。この全く浮ついた所が無い「プロフェッショナル感」がリアルで良い(任務が終わった後のリアクションとかな)。 ここいらは「お前は怒らせてはいけない男を怒らせた」系の面白みもある。小銃持った4人の男達に駆逐艦や海軍特殊部隊の精鋭がで全力で潰しに行くんだ ぜ!?



続けて「REDリターンズ」。
新味は無いもののサービス精神に溢れた気軽に楽しむ分には最適の娯楽作。オスカー受賞・ノミネートの名優たちが普段演じないような役を楽しそうにやってる 和気あいあい感、そして和気あいあいとしてるのにやってる事は結構エグいギャップが魅力。
秘密兵器を巡って世界中を飛び回り、大量の人死にも出しながら、最終的には世界を救うことになるという話なのに物凄く軽いトーンなのだが、基本的にコメ ディのこの映画には合ってると思う。拷問や死体処理といった事が日常茶飯事になってる人達、というのが笑い所だし。
前作はそういう凄い人たちに接触してしまった普通のヒロイン、というのが笑いのネタになっていたが、同じことを繰り返さずに恋のライバルを女の闘いを持ち 込むという形にしていて、まあ無難な運び。基本的に前作を膨らませてって作りなので非常に正統派な続編。でも前作観てなくても問題無いけどねw。
基本コメディだけどアクションをしっかりやっているのが流石ハリウッド。パリの街を舞台にしたカーチェイスとか。あと格闘アクションもイ・ビョンホンを入 れて若返りに成功。にしてもイ・ビョンホンの肉体(サービスカット多いよw)はその気が無い俺が見てもゾクゾクするなぁ。声も良いし。にしてもハリウッド で脱ぎキャラを確立してきてないか?



翌12月1日は名古屋にやってきた「よつばとダンボー展」行ってきたよー。


会場内では今までに出たよつばと!グッズや海外のコミックス、作品内に出てくる品物の本物(作画資料。キャンプグッズとか)等が展示してあったよ。生ジュ ラルミンもいたのでメェーと鳴かせてきた。生原稿も展示してあったんだけど、デジタル化が進行するに連れてトーンが無くなったり、人物と背景が別原稿に なったりの変遷や、(向かって)右向きの人物を描く時に原稿用紙の裏にアタリ用の左向きの人物が描いてあったりとかで面白かった。

会場内で唯一撮影可能だった壁面のサイン。


会場の隣のカフェが期間限定コラボメニュー出してました。


ソーセージ丼頼んだぜ! 小岩井家の味! うまあじ! 飲み物はよつばの牛乳。

箸が無くてスプーンで食べた。まあ、よつばだしな。

展示観てコラボメニュー食った後、期間限定上映されている映画「ダンボーがいっぱい」も観ようと思ってたんだけど、満席になってて観れなかったよ。

映画日記の続き。
先週は「47RONIN」。
おっぺけぺ時代劇を覚悟して観に行くと割と真っ当な和風ファンタジーなので、笑ってやろうって意気込みで観に行くと意外とそっち方面じゃなかったよ。ハリ ウッドが正攻法で忠臣蔵を映画化しようとしても出来る訳はないので、妖術を絡めてファンタジー方向に振ったのは正解。
でも妖術使いや天狗(俺達の知ってる天狗とは全く違うが)が出てくるけど、魔法合戦にはならず、ちゃんとチャンバラして戦ってるのが嬉しい誤算というか。 あと枝葉や装飾は時代劇とは程遠かったりするんだけど、メインが結構ちゃんと忠臣蔵してた。武士の行動原理とかね。
「海外の見たい日本」と「海外に見せたい日本」の擦り合わせが割と出来てる方。この手の映画って大抵前者が圧倒的に強くて、まあ、その暴走振りを笑うのが 楽しみ方みたいな文化もあるんだけど。近年のアメリカ映画で日本人役に日本人役者がこれだけ使われてるのも嬉しい。
やっぱハリウッド映画は画がリッチだよなあ。方向性は変だけどあれだけのセットや衣装とか。途中で映画がモンハン風になったり、パイレーツ・オブ・カリビ アン風になったりしてツッコミ所でもあるんだけど、ちゃんとショボくならずにそれだけの映像を作り上げる所とか。
時間帯の都合で吹替版だったんだけど、日本人キャストは本人吹替えで違和感無し。当たり前っちゃ当たり前だけど、普通の芝居と声だけの芝居はまた違うから ね。菊地凛子とかは微妙な違和感(無視できるレベルですが)感じるけど、真田広之だけは声だけでも流石の演技力。
いや、47RONINは和風ファンタジーアクションとして、脚本とかもまともで楽しめる(大石の剣の件とか上手いよな)。衣装や地理関係にまで気にすると きりがないので、「47RONIN」というアメコミの映画化、くらいの感覚で行くと素直に楽しめるのでは。



やっとこの週末に辿り着いた。
まずはこの冬の、いや今年の本命のうちの1本「ゼ ロ・グラビティ」。IMAX3D版で観てきました。
「映画」という物をネクストレベルに引き上げる大傑作! 年間ベスト級。物語は「宇宙空間で事故に遭遇した宇宙飛行士がサバイバルする」と1行で説明できるシンプルな物だが、知識や情報無しで91分の映像の力だ けで観客をスクリーンに釘づけにして離さない圧倒的な凄さ。映画が終わった後、持ち込んでたドリンクを一口も飲んでいないことに気付いたくらいだよ。
撮影技術的にもかなり凄いことをやっているのだが、技術のための技術ではなく映画に奉仕する為に使われている。冒頭の10分を超える長回しも観客を舞台の 宇宙空間に引き上げる為に完璧に機能している。実際に地球上空60万mにいる感覚を(安易な言い方だが)「体感」出来る。
その体感も「映画館」という暗闇を通して宇宙空間の漆黒とコンタクト出来るため、これ以上スクリーン必然性が高い映画というのも無い。画面内の圧倒的な情 報量と空間構成力を堪能するためにも大きなスクリーンで是非とも観ておいた方がいい。正直TVやモニターで見るのはサムネイル。
たった二人の登場人物ながら濃厚な人間ドラマも内包されている。ヒロインの「生」に対する向き合い方の変化な。後に明かされる過去から生への執着が無かっ たヒロインが一度生まれ変わり(胎児に見えるあの場面!)、ラストには地球という星に生まれた種としての生命の誕生を想起させる地点に到達する。
でもこの映画は難解さが無いという事も最大の魅力の一つ。小学生が観ても80歳の老人が見ても同じように内容を受け止めることが出来るシンプルで強力なサ バイバルサスペンスとしてもとても秀逸。そして感動や泣き以前に「凄い映像が見れる」という映画の原初的な興奮に満ち溢れている。必見
ゼロ・グラビティ凄かったが、IMAX3D補正もあるかも。スクリーン必然性が凄く高い作品だから映画館で観るのを勧めるし、画面構築が3D向けにチュー ニングされてるから3Dで観るのを勧めるし、その情報量をクリアに甘受する為にはIMAX3Dで観るのを勧める。冒頭のショットだけでも鳥肌立つよ。まあ 普通の2Dでも十分凄いが。



そしてもう1本「ブランカニエベス」。
1920年代のスペインを舞台に、白雪姫をベースにしつつ闘牛をメインとするスペイン文化を融合させたサイレント&モノクロ映画、というかなりの変化球。 小人の闘牛士達の中にいる美人女闘牛士というキービジュアルはかなりのフックがある。
小人達、毒リンゴ、意地悪な継母といったポイントは押さえてあるものの、ファンタジー寄りかと思ってたら想像以上にドロドロした愛憎劇で、ヒロインの数奇 &薄幸過ぎる人生や継母のかなりの悪女っぷりから、まるで昼ドラの総集編を見ているような濃厚さ。
でもサイレント&モノクロのせいで昼ドラが面白い方向に漂白されて「(画面的に)明るいダークファンタジー」的なユニークな物になっている。サイレント& モノクロはグリム童話を絵本とかで読んだ時に読み手が抱く想像の余白を映画でも残しておく効果も有ると思う。
白雪姫に拘らず、偉大な闘牛士の娘が流浪の果てに凱旋するという貴種流離譚としてクラシックな語り口がなされている。のだが、童話のダークサイドの方が前 面に押し出されているので、後味をどう感じるかは人によって異なると思う(ラストシーンの解釈とかね)。
にしてもヒロインの女闘牛士ブランカニエベス(スペイン語で白雪姫)がマジで美人過ぎる。



これで今年映画館で観た映画は99本。初の大台100本まであと1本。

ゲームはまだまだモンハン4をチマチマと。やっとハンターランクが5になりました。4までは人に手伝ってもらって上げ始めてからはあっという間だったんだ けど、4から5はぼっちでやってたんで時間かかったよ。そろそろ限界が見えてきたか?
あ、前回から今回の日記の間に一時的にモンハンお休みして集中的にやってたゲームが1本。3DSのダウンロード専用ソフト「スチームワールド ディグ」。
めっさ中毒性高くて集中してプレイして1週間も経たずにクリアしたけど、充分コストに見合うほど楽しませてもらいました。

あと最近の消費と言えばスマホを2年以上使っていたiPhone4から5sに機種変更したくらいか。指紋認証楽だし、あと4に比べて速いです。

最後は艦これ漫画だよ。ウチの提督は幼女提督にすることにしました。

艦カツ!





(画・文 P.I.L.)

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