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2013年 11月
11月24日(日)
3週間振りのご無沙汰です(3週間前がどれくらい昔かというと山本 太郎の例の手紙の事件が3週間前ですよ。結局「山ちゃんは絶対にやめへんでー」ってな感じで終息しつつありますけど)。
いや、もう隔週更新なのは仕方がない(仕方がないの?)。でも先週末は休日出勤と家の用事が重なっちゃいましてね。
にしても、冬コミ落ちてからというもの、全然お絵描きモードに入らなくてホント堕落し過ぎ。ずっとモンハンモードですよ。ただ、ぼっちプレイなんで上位集 会所に辿り着くとここで限界が来ちゃうんですけどね。このシリーズ毎回こうだ。
さて映画日記を消化。

先々週は「恋するリベラーチェ」。
50年代から80年代にかけてド派手な衣裳とパフォーマンスで人気を博したピアニスト、リベラーチェを彼のパートナーの男性との関係に絞って描いた物語。 とにかく主演のマイケル・ダグラスの凄さ! ねちっこーくオネエキャラを演じていて圧倒的な存在感。
若い男が大物に見染められ彼のパートナーに→今までのパートナーは嫉妬に狂い去って行く→当初は幸せだったがやがて齟齬が生じ始め→新しい若い男の登場→ 嫉妬に狂い破局が生じ去って行く…という、まあ定番の流れだけど、最後に、でもやはりお前が一番だったよ。ってなる所がホロリとさせられる。
この、愛憎入り混じり感が、マイケル・ダグラス、マット・デイモンという2人の名優の間で繰り広げられて、まあ、濃厚なこと。当時は公けに出来なかった同 性愛関係という事もあって濃厚度アップ。にしても二人きりのシーンでの肌色率の高さ!w もうちょい綺麗な俳優で見たかったが、ムチムチ感凄いw
「恋するリベラーチェ」ってタイトルだけど、リベラーチェの方は手練れ感強過ぎ。最初の方の、犬の薬を郵送するってだけの話から完全に自分のペースに乗せ ていって、最終的にベッドで咥え込む(文字通りの意味)所まで持って行く手際とか鮮やか&強引過ぎて劇場内で笑ったわw



先週は「悪の法則」。
リドリー・スコットもマイケル・ファスベンダーもブラッド・ピットも差し置いてまずは脚本コーマック・マッカーシーの映画。「ノーカントリー」の原作で映 画ファンにも知られるマッカーシーだけど、この映画の肌触りは過去のリドリー・スコット作品よりもノーカントリーに近いかも。
悪党共の駆け引き的な物を期待してると戸惑うかも。この世にはどうしても抗えない巨大で強力な悪がある。そんな悪があるこの世界はとても残酷なものであ る。その世界に足を踏み入れるのは主人公の選択である。しかし世界の残酷さを知った時には既に選択がなされていてもう引き返せない。って構造の映画。
誰が糸を引いてるのかの謎解き的な部分に関しては殆ど重きを置いてなくて(隠す気無いのですぐ分かる)、悪がより大きな悪に飲み込まれていく様をただただ 見せられるのみの無常観。一番の巨大な悪がメキシコ人組織なんだけど、カリスマティックな大物ではなく、組織の末端の市井の人々的な存在しか画面に出てこ ないのが逆に怖い。
殺し方ショーケース的な要素もあり(オールスターキャストの要素もあるのでアウトレイジを思い起こさせる部分もある)。にしても首チョンパにこだわってん な。最初の首チョンパまでの前半がちょっとタルいんだけどね。ジェットコースターの最初の落下前のガタンガタンと登る部分といえばまあそうなんだけど。
キャストの中では、今までのイメージを覆すエロババアを演じたキャメロン・ディアスの熱演が目立ちます。「カーセックス」の概念を変えた! あと終盤ボロボロになっていくマイケル・ファスベンダーは流石。



今週はジブリウィーク2本立て。
まずは「夢と狂気の王国」。
「エンディングノート」の監督によるスタジオジブリ長期潜入ドキュメンタリー。撮影時期の為に自然と「風立ちぬ」制作中の宮崎駿を追う展開が中心になる が、あくまでもメイキングではなく、「スタジオジブリ」という「場」を映し出すドキュメンタリー。
やはりスタジオジブリという王国の王であり、面白い物語を持つ3人、宮崎駿、鈴木敏夫、高畑勲が映画の中心となる訳だけど、登場の比率は宮崎:7、鈴木: 3、高畑:1以下ってな感じ。高畑勲は別スタジオでかぐや姫の物語制作中の為殆ど出てこないが、その不在が逆に圧倒的存在感を醸し出している。
タイトルに反して狂気分は殆ど無し。他のメイキングドキュメンタリーでは捉えないような場面も多くて逆にほっこりする瞬間多し。スタジオに居着いた猫の描 写とか、スタジオに来るヤクルトレディとのやり取りとか。勿論メイキング部分も有るけどね。例の庵野秀明キャスティングの瞬間とか。
アニメ制作スタジオとしてのスタジオジブリの面白さもあるけど(スタジオ立ち上げ時のアーカイブ映像が出てきたり、その直後に現在の宮崎駿がスタジオの屋 上でジブリの今後についてサラッと言及したりとか)、建築物としての面白さも大きい。内部の様々な張り紙や備品とかを目で追ってるだけでも楽しい。監督の 机の前に貼ってあるお誕生日おめでとうのイラスト(進行さんが描いた)とか、鈴木プロデューサーの部屋にあるドラゴンズのカレンダーとか。



次にシネコンを移動して「かぐや姫の物語」。
評判通りのヤバいブツだった。結構原作に忠実に進行するので中盤過ぎまでは「実は技術的にかなり高度な事をやっている日本昔話」くらいの認識だったのだが 最後に神懸かり的な物凄い領域に踏み込んでいって震えた。いや、原作 通りなのだけれども。
途中でも2ヵ所ヤバいシーンがあるのだが(予告編とかでも使われてる鬼走りの場面と、かぐや姫が御門と対峙する場面)、クライマックスの謎の感動はヤバ過 ぎる。「風立ちぬ」は『人とは…』の感動だったけど、こちらは『生とは…』の領域に突入していく。
日本最古の物語を原作にしてるのに結構イデオロギー的な話というか、姫の罪と罰というよりは、地位や財宝が幸せと信じて疑わなかった翁の罪と罰であり、生 を満喫する事が出来なかった(気づいた時には時間切れだった)姫の悲劇なんだけど、この生の満喫には「自然の中で」って縛りが入ってるよね。
「姫の罪と罰」に関してはパンフの中に高畑勲が書いた企画書の文章が載っていて、この中に映画の中では直接的に語られない設定が書かれてあって解釈しやす い、つーか正解が書いてあるのでパンフを読むのも手だ。
にしても散々知っている話の筈なのに、ここまでかぐや姫の「悲しみ」と「生への渇望」を大幅な話の改変無しで盛り込むのは凄えわ。だからこそクライマック スの飛翔が感動的だし、ラストの地上での生の終焉に心揺さぶられる。つか泣いた。
あと、かぐや姫ちゃんは鬼可愛いが、女童ちゃんも鬼可愛い。



今日のお絵描き〜、なんだけど、冬コミ落選以降すっかり腑抜けてお絵描きモードに全然入りゃしねえ。でももう時間が無い。こういう時は負担の少ないパロネ タだ。

かんめいつ




11月6日(水)
はい。ちょいと遅くなりま したが、冬コミ当落発表スペシャルですよ!

”貴サークルは残念ながら抽 選洩れとなりました”

冬コミ終了!

という訳で冬コミサークル参加無しです。まさかの2連敗。今回初めて男性向けじゃないプリキュア島に行けると思ったんだけどなぁ。
サークル参加が無いので新刊も無しです。丁度いい所に、と言うか、先月の名古屋のプリキュアオンリーに合わせて作ったドキプリ本が大量に余ってるので、こ れを知り合いの所に委託で置かせてもらう方向で。冬コミ準備号なんて謳ってたけど、まさか連敗するとは思ってなかったので、そのまま冬コミ新刊になると は。

ショックでお絵描きどころじゃなかったよ。特にドキプリネタはモチベーションも無くなってしまったしな。

先々週末の映画。
まどマギ劇場版は色んな情報が入る前に早目に観ておきたいのだが、深夜最速上映に行きたいとまでは思わないテンション。ってな感じだったんですが、最初の 週末は土日ともネットでのチケット予約開始と共にあっという間に満席になるだろうと思ってたら、木曜の夜になっても初日の朝のチケット買えたんで、買っ ちゃいました〜。
ってんで、初日に「魔法少女☆まどかマギカ【新編】叛逆の物語」。
いつも映画を観た後はその直後に(できるだけ早く)感想ツイート書いてるんだけど(ここの感想はその感想ツイートの再編集版)、余りにもネタバレに関して 厳しい空気が漂っていたので(上映前のマナーCMすら「ネタバレ注意」って言ってた くらいだ。 そこまで行くと行き過ぎだろうとは個人的には思うのだが)、感想ツイート書かなかったんだよねぇ。だから今から思い出して書く。あ、単純に観た感想で、考 察とかそういうのは一切ありませんので(今までもそうだけど)。ネタバレも直接的な表現は一応避けるよう努力しますが。

一言で言うとアレハンドロ・ホドロフスキーばりの映画史に残るクラスの超絶カルト作品。感動すら通過地点にしてしまう凄まじい映画だった。
最初はTV版からの繋がりが見えない状態で始まり、興味の牽引力にして進んでいくのは単品映画では出来ない仕掛け。まあ、TV見てない一見さんには分かり にくくなっちゃうんですが。
TV版で「時間を超えた宇宙改変」なる所まで行ってしまったので、新編でインナースペースに向かうのは妥当な流れか。しかしTV版の土台があるとはいえ、 映画の尺の中でTVとはまた別の新たな絶望とそれに対する新たな救済をちゃんと作り出すってのが凄いわ。しかも、その救済から更に先に踏み出すとは! あ の救済の所で終わっていればそれで十分に感動的な映画として終われていたのに、感動の向こう側まで行ってしまいました。円環の理に導かれて。 「宇宙の深 遠より深い人の業」ってことなのかな。コズミックデビルクレイジーサイコレズですよ。
映像自体が全編に亘ってドラッギーなので、その分劇薬ってのが分かりやすいけど(映像の1個1個の意味を読み解くって楽しみ方は他人がやってるのを読むの は楽しいけど、自分ではめんどくさいので映画をそういう風に楽しむことはしない)、あれ、戦闘シーン以外の、例えばバスのシーンとか普通に撮られていたら 俺、絶対振り落とされてたぜ。
後、本筋には絡まない細かな感想としては、ベベ可愛い、とか、さや杏が終始いちゃいちゃしてて良いな、とか、マミさんとほむほむのガン=カタかっこいい な、とか(タイトルが『叛逆(リベリオン)の物語』だしな)、映画の最後に映ったのがボロボロ のキュゥべえなのは「最後くらい少しはお客さんに良い気分になって帰ってもらおう」というスタッフのサービスなのかな、とか。

あと私が勝手に一人で憤ってる、深夜アニメの映画版パンフが無駄に高い問題だけど、今回のまどマギ劇場版パンフは1000円と相場に比べて高いけど装丁が 凝っていたから割高感はそんなに無かった。



まどマギ観た後、そのままハシゴで「グランド・イリュージョン」。
マジシャンによる強盗団とFBIとの攻防というプロットが面白い。基本的にFBI捜査官側(つまりはマジックショーの観客側)からの視点で描かれるのでマ ジックの裏側的な物を期待すると意外とそうでもないというか。マジックで大事なのは事前の仕込みとミスディレクション、という奇術の基本に忠実でした。
んで、この基本が映画自体にも使われてるのが面白い。なんで、トリックを暴いてやろうとするよりも素直にショーを楽しもうとする気持ちで観た方が吉。モー ガン・フリーマンやマイケル・ケイン等全体的にゴージャスな配役で皆怪しく見せて真相を見えにくくさせてたりとかな。あとテンポを早くして観客に深く考え る間を与えないとか。真相は別にしても後でゆっくり考えると結構ツッコミ所とかあるんだけどねw。テンポが良いんで、観てる間はあんまりそういう疑念は感 じないし、体感時間も短いんで娯楽作品として気軽に楽しむには最適。
主人公のマジシャンチームの裏側を映さないので、どうしてもFBI捜査官の方が主人公っぽくなっちゃうってのはあるかも。マジシャンチーム4人中、メンタ リストの一人以外は技術によるキャラ分けがあまり出来てないし。背後にモーガン・フリーマンなんかが控えてるのでキャラが弱くなっちゃう感が。ただ、ここ で弱点っぽく言ってる部分は映画内の最大のトリックを成立させる為に機能してる部分でもあるんだよねえw ってこれ以上あんまり言わない方がいいか。



その翌日、日曜日はニチアサの後、近所のシネコンで「映画ドキドキ!プリキュ ア マナ結婚‼︎? 未来につなぐ希望のドレス」。幼女先輩に混じって観てきたよ。
過渡期的な作品だなあという印象。説教臭さは減っていたが、映画内で消化しなければならないお約束がルーティンワーク化されてきたと感じるのは何年も観て きたからなのか。
対峙する問題が外部ではなくインナーに向かうのは今のモードなのかしら。過去に戻って幼少期の日常を過ごすという展開の部分はジュブナイルSFっぽくて良 かった。一応、街の皆を救う為、未来の為って名目は有るものの、一般市民の存在が希薄でヒロイック度は減っちゃうんだけどね。
ゲスト声優の谷原章介は良い仕事してました。状況に応じて声のトーンの使い分けとかもキッチリしてたし。伏線が一個しか張ってない為、敵の正体が直ぐにバ レるのはご愛嬌ですが、もう一つの正体の明かし方は粋でした。基本的なんですけどね。途中に意識に引っ掛けておいて最後にストンと落とす。
アクションは映画ならではのアクションが少ないなぁなんて思いながら見ていたんですが、最後にありましたよ。今回一部のみながら3DCGモデルによるアク ションシーンが導入。まあ、これは今後ブラッシュアップされていく事で新たな領域に踏み込んで行く事になるのかなと。そういう意味でも過渡期的。
あ、あと印象に残ったシーンが虚構が剥がされる瞬間。あれ怖いよ! まどマギかよ! 子供が夢に見るよ!



時間が無かったので軽めのお絵描き。最凶タッグ「サイコ・レズビアンズ」。 ほむほむと六花ちゃんを制服交換。

先週末はまずは「42 世界を変えた男」。
史上初の黒人大リーガー、ジャッキー・ロビンソンの伝記映画。レッドドックス上原の活躍や日本シリーズ等、野球が盛り上がってるタイミングで観れたのは良 かった。予想は裏切らないが期待も裏切らない系の正統派王道ドラマ。
余計な小細工抜きで素材の良さのみで完全勝負。40年代後半のアメリカでの黒人の扱いの中で(ここいらは知識が無くても映画内である程度提示されるので大 丈夫)、孤独な戦いを挑んだ崇高な男達の物語として語られるが、行動起因が社会変革ではなくあくまでも野球愛によるものだという所がグッとくる。
マスコミ、観客、審判、チームメイト…と敵に囲まれた主人公が「完璧な紳士であること」「偉大な野球選手であること」この2つを貫き通すことで自分の居場 所を証明していき、次第に周りを味方につけていく過程はベタだけど盛り上がるよなぁ。
主人公に対する試練がMAXとなるメジャー入り直後に舞台を絞ったので伝記映画にありがちな間延び感は無し。もっと主人公にかかる負荷が陰惨なものになる のかなと身構えてたけど、想像してた程じゃなかったので安心。まあ、負荷のバネの弱さはクライマックスの盛り上がりに比例しちゃうけど。
主人公の理解者の球団GMを演じたハリソン・フォードが良かった。映画に奉仕するために「ハリソン・フォード」のルックスを捨てているが、貫録やカリスマ 性はそのままなので、こういうメンター的な役割がピッタリとはまっている。今までとはタイプが違うが久々の当たり役なんじゃなかろうか。



そして「セブン・サイコパス」。
確かに先の読めないオリジナルなストーリー。特に前半の強烈にキャラの立った登場人物が次々と出てきて、思いもよらない形で結び付いていくドライブ感は初 期タランティーノに通じるかも。中盤に舞台が砂漠に移ってからはヨーロッパ映画みたいになってっちゃうけど。
「ネタにつまった映画の脚本家」「マフィアの中堅以上だけ狙う殺し屋」「飼い犬誘拐業」「復讐に燃えるクエーカー教徒」「シリアルキラー専門の殺し屋夫 婦」と魅力的なアイデアを惜しげも無く数珠繋ぎで出してくる所はワクワクする。が、中盤以降は登場人物達が映画の脚本作りの迷宮に迷い込んで行く。
ここいらもまあ、先行きが読めないという点ではそうなのだが、こういう方向に行くとは思ってもいなかった。最終的にはイかれた殺し屋の話を愛と平和の物語 へ昇華しようとする、良い意味でも悪い意味でもどうかしちゃってる領域へと踏み込んで行く。
太い眉での困り顔が似合ってる主演のコリン・ファレルをはじめとして、役者陣は皆、ステレオタイプなくらいに役にピッタリとハマってる。ヤバくてウザい奴 を演じさせれば右に出る者がいないサム・ロックウェルやキレたら怖いマフィア役のウッディ・ハレルソン。そしてクリストファー・ウォーケンは出演作「トゥ ルー・ロマンス」の、自身の役ではなくデニス・ホッパーが演じた役を彷彿とさせる。
笑えるポイントもいっぱいあって、俺が笑ったのは「最後の撃ち合い」がグダグダになってっちゃう所とか、一番笑ったのは、シリアルキラーだけを殺して回っ て旅をする夫婦が、そんな奴まで追い詰めちゃったのかよ!?って所。



もうお絵描きする気力が無い…。気力が無い時はエロ絵で乗り切ります(食欲が無い時はそうめんで乗り切る、みたいな感じで)。
艦これ絵。男性提督以外にも、女性提督、ショタ提督、幼女提督、犬提督、猫提督、ガンダム提督とかあるけれど、女装提督とかないのかしら? 艦娘に憧れて 同じ格好をしてるところを見つかってなじられるけど、でも感じちゃう。ビクンビクン。的なヤツ。とりあえず自家発電。
エロ絵なので直接貼らずに、下の画像からリンクです。


女装ショタ提督(↑をクリック)


(画・文 P.I.L.)

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