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2013年 8月
8月19日(月)
はいどーも。P.I.L. です。
昨日の日記は先週分までしか書けなかったので、続けて今週分の日記。
私の盆休みは14日〜18日の5連休。
初日の14日は早速街に出て映画館のハシゴですよ(正確には同じ劇場で観たんですけど)

1本目は「マジック・マイク」。
男性ストリップの世界を舞台にした映画。ウホッ!ムチムチいい男祭りじゃーい! 普通に生活してたら絶対に見る事の無い男性ストリップショーが楽しすぎる。劇中何度もその場面が出てくるが、俺はそういう方面の人じゃないのに何故かニヤ ニヤしてしまくってしまった。
流石ショーマンシップの国アメリカというか、ストリップショーといえど圧倒的に鍛え抜かれた肉体と踊りが門外漢をも楽しませる域に達していて単純に楽し い。特に主演のチャニング・テイタム。ボディも凄いが、ダンスが圧倒的に上手い(特に終盤のソロダンスは圧巻)さすが元ダンサー(吹き替え部分もあるのか な?)。
そのダンスもストリップならではのメソッドがあるのがユニーク。序盤でマシュー・マコノヒー演じるオーナーが新人にそのメソッドを教え込むシーンが面白 い。そうそう、チャニング・テイタムも凄かったが、マシュー・マコノヒーも輪をかけて凄かった。今迄映画で脱いできたキャリアが違うとばかりの貫禄w
話はショービズ物的な感触は薄めでドロドロ感も抑え目。特殊な世界を舞台にしてるけど、他の世界にも置換可能な物語で、今やってる事に誇りも自信も持って るけどこのままでいいのかという事に気付く男の物語なんで、いわゆるサクセスストーリーってのはちょっと違うかな(サクセスを掴んだのはこの映画の主人公 じゃなくて、主人公のモデルとなった主演のチャニング・テイタムの事だよね)。



2本目は「欲望のバージニア」。
禁酒法時代のアメリカを舞台に実在した無法者三兄弟を主人公にしたドラマ。禁酒法時代を舞台にした映画は幾つもあるが、大抵マフィアや警察を主人公にして いるのに対し、マフィアに売る酒を作っている側を描いているのが新鮮。犯罪物というよりは任侠物のテイスト。
何と言ってもトム・ハーディ萌え映画。この比類無き頼れる感は抱かれてもいいって感じ。常に冷静、喧嘩は強い(得意技はブラスナックルでのパンチ)、なか なか死なない(もう天丼ギャグの域。最後の池のシーンでも「そこでも死なないのかよ!」って突っ込んでしまった)、でも女性には超奥手、というオイシ イ役。調子こきの弟と飲んだくれの兄に挟まれて苦労してる感じもいい。
映像的にもしくはアクション的に特化していない(最後の橋の上での決着をシルエットだけで映す場面はオッと思ったが)、アート寄りでもエンタメ寄りでもな い中道プログラムピクチャー路線なので、禁酒法時代に活躍したボンデュラント三兄弟の実話再現ドラマとして気楽に楽しむような感覚で観るのが吉か。
役者陣は曲者を揃えて豪華。最近売り出し中のジェイソン・クラークやデイン・デハーンといった旬な所から、独特のルックスで悪役を嬉々として演じるガイ・ ピアース。ゲイリー・オールドマンは出番こそ少ないが、トミーガンぶっ放した後のウインクでオールオッケー。
あと、音楽が良い。ブルーグラス調にカヴァーされた「ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート」(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)が流れてきた時は驚い た。因みに音楽はニック・ケイヴ。なんと脚本もニック・ケイヴが務めている。



いつも盆休みはコミケ上京してたんだけど、今年は盆休みとコミケがずれた為、盆休みに遠出の予定が無い。しかし5日間も自宅と映画館とネカフェでダラダラ 過ごすのもアレだなぁ…ってんでヨシーに倣って一人旅してみることにしました。行先はTLで見た旅行記が面白かったので、犬山。近場だしな。
という訳で15〜16日にかけて、1泊2日で犬山旅行に行ってきましてん。

1日目(15日)
犬山へは名古屋から名鉄で1本。急行で約30分というお手軽観光地。
犬山に着いた後、まず向かったのは日本モンキーパーク。 日本に残された最後の猿の惑星。
まずは動物園で猿充。ゴリラはやっぱ生で見るとタレントオーラあるなぁ、流石プリキュアシリーズのレギュラーだぜ。とか、南米館は屋内なので冷房効いてて ありがたいが匂いがハンパねえ。とか。
しかしただ檻越しに眺めるだけでは物足りない。俺は猿に勝てるのか? 俺は自分の力を試してみたい! そんな方にはこちら。

ヒヒと力くらべ!(※右の写真、右側はヒヒではありません)
俺のオスとしての力が試される! 結果は俺大勝利! これで街中でヒヒに襲われても勝てるぞ。オスとしての自信を取り戻した。

あとモンキーパークの動物園には2ヵ所、檻無しで猿と対峙できる場所がありまして(但し戦えない。つか直接触るのは禁止)、まずはワオキツネザルがいるWaoランド

ワオキツネザルが0点距離 で見られるが、あまりの暑さに大部分のサルが木陰で寝てた(写真右)。

もう一つ檻が無いのがリスザルがいるリ スザルの島
最初入った時はサルいねーじゃん、と思ったもののよく見るとあちこちにいて既にサルに囲まれていいることが分かった時の戦慄。

ただリスザル自体はちっこ くて可愛い。ただでさえちっこい可愛いのに、さらにちっこい赤ちゃんサルをおんぶしてたりして鬼可愛い。

普段は古賀亮一の漫画でメンタル的に猿分を補充している私ですが今回はフィジカル的に猿分を十分に補充。
その後、ついでだからって隣の遊園地にも。何十年振りかで観覧車とジェットコースターにも乗ったよ(一人で)。

昼にはモンキーパークを後にして犬山駅へ戻ってきました。この後は犬山城。駅から城下町を買い食いしながら歩いて犬山城を目指します。
まずは屋台村みたいなのを見つけたので入ってみました。

右から、豆腐田楽、玉五平餅、炭火焼ソーセージ。

屋台村を後にして犬山城…の前に茶店を見つけたので入って一服。

左:五色の有楽餅。左から梅、シナモン、抹茶、紫芋、柚子。
右:フワフワ雪抹茶。かき氷に抹茶シロップをかけているのではなく、凍らせた抹茶を削っている。

寄り道したものの犬山城に到着〜。

勿論中にも入ってみました よ。土足厳禁なので靴を脱いでビニール袋に入れて最上階を目指します。にしても階段が急だな(城の階段って大体急だけど)。

最上階の周りを廻る廻縁に 出て歩いてみたが、手摺は腿までしか無いし、片手靴持って塞がってるし、通路も狭くて微妙に外側に傾斜してるので、超怖え!

犬山城歴代城主。第12代 城主(左下)がダンディーすぎる。12代城主までは犬山城は個人所有の城だったんだってね。

犬山城で城分を補充した後は今夜の宿へ向かいます。宿は犬山市じゃなくて岐阜県なのですが、場所は木曽川の対岸なので歩いて向かいます。

宿に向かう途中で有楽苑っ てのを見つけたので入ってみた(お、ヨシーの旅っぽい)。写真右は国宝の茶室、如庵。

猿・城・茶室分を摂取して宿に到着。歩き回ったので疲れたわぁ。
温泉に入りたくて温泉がある宿にしたので、チェックイン早々浴場へ。露天風呂に入ったら俺一人しかいなくて貸し切り状態だ。ヒャッハー。
…とはしゃいでたら、どこかの家族連れの幼女が一人で入ってきて、露天風呂に俺と幼 女と二人きり二人とも当然全裸。気まずいったらな かったよ。しばらくしたら幼女の父親が入ってきたんだけど、もし俺がエレクチオンし てたらトラブルになっていた所だった。危ねえ、危ねえ。

部屋に戻ってアイカツを生視聴した後、飯には興味無かったんで素泊まりプランを選んだいたため、飯でも食おうかと外出。適当に何かコンビニで、と思ったん ですがコンビニが無え。岐阜の県境やべえ(岐阜県ディス)。結局ふらふら歩き回ってたら見つけたイタリア料理屋入ってコース料理食べました。昼間にヒヒと 綱引きしてる時はまさか晩飯がイタリアコース料理になるとは夢にも思ってなかったよ。

2日目(16日)
翌朝、起床してまずは朝風 呂。

朝の露天風呂。気持ちいい 〜。木曽川を挟んで向こうには犬山城が見えます。

ホテルをチェックアウトして昨日同様移動の拠点犬山駅へ。そこからバスで向かったのは、

リトルワールド。
しかし、ここには入らず、ここから歩いて20分弱、着いた場所は今回の旅行の本命、

日本ゲーム博物館
入場料(1時間=1000円、3時間=2000円、終日=3000円)を払えば、中のゲーム&ピンボール遊び放題! レゲー好きには夢の空間。こんなん都 心にあったら人でごった返して遊びたくても遊べない事態になりますが、適度な遠さのため心行くまでゲームを堪能できるよ!(車じゃない場合は行くとしたら 犬山駅からリトルワールド行のバスに乗り、リトルワールドから歩くか、犬山駅からタクシーで直接行くか)

中に置いてあるゲームの一 部。左からプロップ・サイクル(ナムコ)、オペレーション・ウルフ(タイトー)、バーチャロン(セガ)、クイック&クラッシュ(ナムコ)、アウトラン(セ ガ)。

レゲーが355本入ってる 筐体。これ1台だけでも何時間も遊べるわ。
ワンダーモモ(ナムコ)、X-MEN(コナミ)、プーヤン(コナミ)なんていったところを遊んでみたり。

俺は3時間コースで入ったけど、もう十分元が取れました。ピンボールも遊んだよ。
昼過ぎにゲーム博物館を出た後、また山道を歩いてリトルワールドまで戻り、バスで犬山駅へ。これにて犬山旅行終了。名古屋へ戻ったのでした。

夕方、自宅に帰ってきてから、そういや今日は近所のシネコンがサービスデーで1000円だったと思い出し、旅行から帰ってきたばかりだけど行ったるか、っ てんで「ホワイトハウス・ダウン」。
インデペンデンス・デイに続きローランド・エメリッヒ監督がまたもやホワイトハウスを破壊する(劇中でも自らネタにしていた)、ホワイトハウス版ダイハー ド…っつーと今年公開された「エンド・オブ・ホワイトハウス」みたいですが、まあ基本は近かったです。
実際の北朝鮮絡みの状況と不気味なシンクロを見せた「エンド・オブ・ホワイトハウス」に比べると、シリアス度はやや下がるがその分娯楽度はやや上。笑いポ イントをちょくちょく入れてきたり、主人公の警官と大統領のバディムービーっぽいノリにしたりとか。
地球規模の破壊を描いてきた今までのエメリッヒ作品に比べると舞台がホワイトハウス限定なので、スケールでか過ぎて逆に笑っちゃう感は無いものの、ありえ なさ過ぎて逆に笑っちゃう感は有り。ホワイトハウスの庭で銃器ぶっ放しながらグルグルとカーチェイスやったりとかなw
今回のホワイトハウス攻略法は「警備のトップが首謀者」という、それだったら何 でも出来るだろ!という手を使っているので、非常にスムースに乗っ取られて展開が早い。舞台限定ながらも爆発は何回もあるし、重機関砲からRPG、果ては ジャベリンまで持ち出す節操の無さでドンパチの派手さは十分。
ストーリー的に「ん?」って場面はちょくちょくあるが(最後、司令室が沸く定番の場面があるけど、あの時点で沸くのはおかしくね?とか)、まあエメリッヒ だし、細かい部分は気にせずノリで盛り上がって楽しめりゃいいやって感じのお祭りムービー。
一番笑ったのは「今、その助かり方を堂々とやるんだ!」って所。たぶん作り手側 もギャグとしてやってる。二番目に笑ったのは大統領専用車の後部に銀ピカのロケットランチャーが置いてあった所。



という訳で1泊2日犬山旅行は近所のシネコンで映画を観て終わるという、いつもの週末と変わりない終わり方をしたのでした。

盆休みは残り2日。この2日は街に出て映画、近所のシネコンで映画、というまあいつものアレだ。
土曜日は街に出て「エンド・オブ・ウォッチ」。
もう完全な警察密着24時。アレの超クール版。2人のパトロール警官の日常勤務だけで1本の映画が成り立つくらい、サウスセントラル地区の日常がハード過 ぎる。主人公達が行く先で目撃するのは、銃撃戦、ナイフで顔を刺された同僚、麻薬カルテルに処刑された死体…。
そんなハードな風景を警官自らが持つ手持ちカメラの映像やパトカーの車載カメラの映像をふんだんに使って映し出し、劇映画というよりも、もう YouTubeを見ているような臨場感を出している。主観視点で狭い路地や屋内を進んでいる時の、いつ襲われるかという緊張感は胃がキリキリするレベル。
徹底的なリアル志向の目線は警官側にも向けられ、つかこっちがメインテーマだけど、タフな仕事をこなす警官も人間だよという描写も多く盛り込まれてる。パ トカーの中で馬鹿話したりとか。結婚や出産といったシーンも入ってくるが、これはもうフラグにしか見えなくなってきて逆に不安が増してくるよw
単に事象を並べただけではなくて、話的に大きな流れがあって、終盤にアクション的にも大きな山場を持ってくる構成なので、単に斬新ってだけでなく劇映画と してもちゃんとしたルックスになっている。ただテンションの乱高下があったり、画面自体もぐわんぐわん動くのでかなり疲れるけどな。
にしてもジェイク・ギレンホールは一見優男なのに、内にギラギラした物がある感じが警官とか軍人とかに妙にハマるなあ。



日曜日は近所のシネコンで先行で「スター・トレッ ク イントゥ・ダークネス」。
見どころつるべ打ちのまあ、そつが無い娯楽大作。そつが無さ過ぎるくらいの過不足の無さ。既視感が高い訳でもないのに作家的個性を出さず娯楽に殉じる J.J.エイブラムスという監督の不気味さ。技術(予算)、役者をきっちり使い切り、「ここが勿体ない」って部分が皆無なんだよね。
TVシリーズや前作を含む過去映画作を観てなくても十分楽しめる作りになってます。勿論、過去作を知ってたら楽しめる膨大な小ネタも用意されているようで す。ようですってのは俺が旧シリーズ観てないからだけど。でもそんな俺でも驚く大ネタが中盤にあり。
前作と違ってエンタープライズに乗り込むまでの描写がいらないので、アバンタイトルからトップギアで冒険に入る事が出来るのが強み。その後もあちこち舞台 を変えて冒険が繰り広げられるが、地球舞台が結構多い。クライマックスも地球の街で追いかけっことかはいいのか?
主要メンバー全員に見せ場が用意されてたりとか、メンバー間の軽妙なやり取りとかのツボは押さえてあるし、前作で快感だった生身降下系アクションも今回バ リエーション変えて存在してるし、ってんで前作楽しめた人なら今回もまず問題無いかと。話のちょいややこしさも前作と同じレベルだし(中盤ボーっとしてる と置いて行かれる)。
そしてやっぱ今回最大の見どころは悪役のベネディクト・カンバーバッチ! 想像以上に台詞と活躍多いです。役柄的にも俺たちが見たいベネディクト・カンバーバッチだしな。常に一歩先の意味深な台詞 ガンガン吐いてこちらを手玉に取る感じとか、たまらん。



そんな感じで俺のボン・バケーションは終了。行った所は、犬山1回、映画館5回。

最後にお絵描き。冬コミの申し込みしたよ! 今回は1日目が日曜日なのでやっと一般向けのプリキュアで申し込めた! 言い訳用のエロコピー誌作らなくて済 む! サークルカットはコチラ↓

眼鏡六花ちゃん。夏も眼鏡六花ちゃんだったな…。



8月18日(日)
はいどーも。P.I.L.です。
もう夏コミ終わって1週間 か。まあ、行かなかったんですけどね。夏コミレポの無いこの日記も何年振りだろうか。
コミケの間何やってたかっつーと、まあ、映画館ですよ。

コミケ0日目、金曜日はまだ職場の1学期が終わってないので普通に仕事。んで金曜日、仕事が終わってから近所のシネコンでレイトで「パシフィック・リム」。4DX吹替版だ ぜ!
これは視覚のオルガスムス! 巨大ロボットと怪獣の闘いって普通は見 れないんですよ。この世には巨大ロボットも怪獣もいないから。でもそれが見れるんですよ。見るでしょ。絶対に見ることができない光景を見せてくれる。それ が映画という物の素晴らしさ。
見栄え最優先であえて変にリアルにしなかった所が偉い(怪獣が暴れてもビルのネオンは点いているとか)。怪獣を天災の一種として描かず「怪獣」として描 き、ちゃんと見得を切らせる。米の市場もあるだろうに、ディザスタームービーにせず「怪 獣映画」にしたギレルモ・デル・トロ監督は信頼できる男だ。
話は思ってたよりも「ハリウッド映画」してた。人類の英知を結集して怪獣を撃退、って群像劇的な感じじゃなくて、明確な主人公がいて、過去に挫折があっ て、それを乗り越えて、って感じの。最終決戦の前の演説とか無線を通じての親子の会話とかの定番メソッドもガンガン使ってくるし。
でも俺らが燃えるのは前半の方の、世界中のイェーガー(巨大ロボット)とパイロットが終結してくるくだりだよな。「オーストラリアのハンセン父子だ!」 「向こうには中国のタン3兄弟がいるぞ!」「おお、ロシアのカイダノフスキー夫妻だ!」ってあそこは非常に少年漫画っぽくてワクワクするw
変にリアルにしなかったって言ったけど、映像的質感・挙動感はガッツリ作り上げてきてるのでタンカーを振り回す巨大ロボットやビルを突き破って現れる怪獣 等のビジュアルはガン上がり。その質量に見合った攻撃の重さもちゃんと現れてる。もうスクリーンで観るしかないでしょ。
吹替版で観たけどまあ安定の布陣なので安心して見てられますな。古谷徹と三ツ矢雄二の掛け合い漫才とか豪華。一人タレントで起用されているケンコバは声は 良いけどやっぱこの面子の中だと技術的な差が出ちゃって可哀そう(いやでも最低限の仕事はちゃんとしてますよ)。
あとこの映画は4DX版相性良過ぎ! イェーガーの振動がシンクロして座席に伝わってくるし、バトルシーンではガッコンガッコン、シートごと動くし、スク リーン外から光は来るスクリーン前にスモークは出る、ともう楽しくて仕方がなかったよ。樋口真嗣 監督も激オシ



コミケ1日目、土曜なんで仕事は休み。いつもの土曜と同じ感じで街に出て映画館。前週に観損ねていた「ペーパーボーイ 真夏の引力」。
60年代末のフロリダの小さな町を舞台にとある殺人冤罪疑惑から発展する、煮込み過ぎてドロドロになった鍋のような、汗塗れになり身体に張り付いたシャツ のような、不快なまでに濃厚に纏わり付いてくる、性と死に彩られた映画。
ミステリーのようで単純な謎解きという訳でもなく、大人の愛憎劇でもあり、歪んだ青春物語でもあり、終盤にはホラーっぽくもあり、カテゴライズ出来ない怪 作だなあって思っていたが、エンドロールで流れる音楽がそれっぽいので気付いた。これって『2時間ドラマ』だ。
やっぱ何といってもニコール・キッドマンのビッチっぷりが凄まじい。イノセント・ガーデンでもその片鱗は見せていたが、今回の色欲BBAっぷりがパねえ。自慰も放尿もドンと来い。それに負けじとジョン・ キューザックとマシュー・マコノヒーも完全にズル剥けている。
マシュー・マコノヒーも全裸を披露してるしな。マシュー・マコノヒーなんて毎回脱いでるじゃねーかwと思われるかもしれないが、今回は裸の時のポーズが今 迄に無いレベルに到達してるよ。驚きの余り思わず声が出そうになったものw



コミケ行かないので地元でアトラクション的な物を楽しもうと、映画の後に矢場町に出来てるお化け屋敷に入ってみたよ。

俺、本当は怖いの苦手なん だよ。基本は全て、突然ワッと出てきてビックリ、なんだけど律儀に毎回大声出して驚いてその後思わず笑ってしまうの繰り返しだよ。俺は大人だからその度に 演者の人に「お疲れ様です」って声をかけてたけどな(照れ隠し)。あの狭さと暗さがヤだよ。狭い通路を怖い人形をかき分けるように進まなきゃいけないし、 暗いから人形か演者かも分からないから常にビクビクしながら進まなきゃいけないからヤだよ。

あとは名古屋に新しくオープンしたアイカツショップを覗いて(買い物はせず)コミケ1日目終了。疲れたのか夜7時過ぎに寝ちゃったよ。

コミケ2日目。いつものようにニチアサタイム。コミケでお前らが本を並べてる間俺は自宅でプリキュア実況だよ。
ニチアサの後は近所のシネコン行くという通常営業で「ワールド・ウォーZ」。
ゾンビ映画をハリウッド大作として撮るとこうなるというパニック・エンターテインメント。とにかく圧倒的なスケール感。ゾンビが群れなんて量をを通り越し て巨大なうねりとなって街を飲み込んでいく様はディザスタームービーと呼んでも差し支えが無いレベル。
前フリが殆ど無しでいきなり大いなるパニックが発生する進行の速さは親切。そうだよ俺達はゾンビが出てからギャーが早く見たいんだよ。主人公を国連調査員 にして世界中を回らせるという展開もスケール感を出しながら進行の速度を落とさない上で良い選択じゃないんでしょうか。
マスに供給する宿命を負ったせいか、ゾンビ映画としてのエグみはかなり抑えられている。まず血が殆ど出ないし(人間はおろかゾンビの死に様すら綺麗)、ゾンビより怖い人間というファクターも 出てこない。まあホラー的なのが苦手な人にも緊張感だけ手軽に味わえる作りの娯楽系大作。
ディティールは結構リアル寄り。ウィルス学者の件とか、エルサレムの壁の件とかも、傍から見るとなんでそんな馬鹿なことで窮地に…と思うものの、実際に発 生したらこんな感じなのかもしれないと思った。最後の解決法も一人の主人公で解決できるレベルとしては最もありそうだし。
終盤の解決法に至る展開はややスケールダウンになるものの、今回のゾンビに新しく加えられた「音に反応する」という要素を使ってスニークアクションにして 緊張感出してるし、クライマックスのブラピが歩くシーンは映像的カタルシスが出てる(本来はもっと派手なシーンがクライマックスとして用意されていたが レーティングの都合で無しになったとかなんとか)。
やっぱ白眉はエルサレムのシーンだよなぁ。大量のエキストラとCGを駆使したゾンビの大群だけど、一体一体丁寧に動かしてるせいか、雑味は抑え目でかなり 迫力出てる。あと最後にエピローグ的に世界各国の戦いの状況が映し出されるんだけど、こここそもっと長尺で見たかったんだよ。
ちなみに吹替版で観たんだけど、タレント枠無しで全員声優さんでした。ただ若本規夫は洋画の吹替えでもあの「THE若本」演技でパシフィック・リムのケン コバ以上に異彩を放っていた。



家に帰ってからはエアコン効いた部屋でずっと昼寝してました。ビバ落選。ってんでコミケ2日目終わり。

コミケ3日目は月曜日なので普通に仕事でした。コミケ3日目終わり。従って俺の夏コ ミ終了

夏コミは終わったが、夏コミ気分は味わいたいってんで、コピー本作り。いやコピー本の表紙だけ作り。夏コミに合わせて急遽「パシフィック・リム」男性向け コピー本を作ったという設定。



"PACIFIC JOB"(「パシフィック・リム」男性向け:コピー本 B5 8P \100)


8月8日(木)
夏コミ間近! っつーかもう明後日だよ!
緊急! 緊急!
ってんで夏コミ告知。

コミックマーケッ ト84
8月11日(日)
南1ホール ゑ−92b
RICK RUBIN(リック・ルービン)

です。
そして今回の新刊はコチラ↓



"Fake Melons"(「週刊メロンコリニスタ」一般向け:オフセット B5 16P \200)
ニャロメロンさんのキャラを勝手に使って漫画を描くニセメロンシリーズを1冊に纏めたものです。
今回はプリキュア本はお休み。ちゅても男性向けプリキュアスペースなので、何とかエロコピー本を作って持って行きたいと思ってるんですけどね。せめてエロ ペーパーだけでも。
という訳で日曜日はヨロシク

……

…なんてな! 嘘告知だよ! 今回は落選し てるからスペースも無いし本も無いよ! つか俺もいないよ! 
久々の上京せずに地元で過ごすコミケだよ。一般参加すらしないのは何年振りだろう?

という訳で夏コミ気分を味わう茶番終了。

原稿も上京準備も無いので、週末は映画をハシゴするゆとり世代。
金曜は仕事の後レイトで近所のシネコンで「ローン・レンジャー
パイレーツ・オブ・カリビアンの製作×監督×主演が再集結した冒険アドベンチャー。これが娯楽映画の王道って感じでとても楽しかった。とにかく映像がリッ チ。撮影、美術、ロケーション、アクションが全て一級品で安っぽい画面が1秒たりとも映らない。
シリアスとコメディの緩急のつけ方もパイレーツシリーズで実証済みの上手さだし、主演の2人のキャラも立ってる。ジョニー・デップも近年のティム・バート ン作品だと変さの方が圧倒的に上回ってるんだけど、ジャック・スパロウ同様、今作のトントも人間臭い部分があるのが魅力。
そしてタイトルロールを演じたアーミー・ハマーも、クラシカルなハンサムで良い意味でモダンさが無く、良い人なんだけど頼りなくもある坊っちゃん感があっ て、と役にハマってる。悪役はさすがにバルボッサ級のキャラはいないが、地味ながら演技派を揃えてボトムを支えている。
アクションは全編タイトに決まってるけど、特にクライマックスの2台の機関車が併走する大アクションシーン。インディー・ジョーンズ魔宮の伝説のトロッコ チェイスを彷彿とさせる(あれの大掛かり版)。ここはハンス・ジマーのスコアじゃなくてウィリアム・テル序曲が流れて高揚感がパねえ。
とにかく最大公約数的な娯楽大作なので、これがヒットしなかったら何がヒットするの? って感じ。
先に公開された米では期待を下回る興収だったみたいだけど、理由が往年の人気TVドラマと大分違うからってのが理由らしいからな(トントが喋りすぎると か、シルバーがコメディリリーフ的に使われてるとか。でも、劇中で「ハイヨー、シルバー!」って決めポーズやると「やめろ」ってツッコミが入るくらい、作 り手側がTVシリーズとは違うことをはっきりと宣言している)。ま、往年のTVシリーズを知らない俺らには関係ねえ。

 

土曜日は街に出て街に出てコスプレサミット。栄オアシス21に昼から行ってみた。岸田メルと杉田智和のトークショー(という名のコント)を見に。
繁華街の屋外のステージで行われてたんだけど、岸田メルは白いガウンにブランデーグラスを持ったいでたちでステージに出てくるわ(自宅で仕事をしていると いう設定)、そこを訪ねてきた杉田の第一声が「チンポーン」(チャイ ムの音)だわ。繁華街のど真ん中の屋外だっつーの。
トークショーの内容はステージ前の観客席では聞こえてるんだろうけど、周りからはよく聞き取れませんでした(なんだそりゃ)。

チャゲ&飛鳥ならぬハゲ&マスクの杉田・岸田の姿を目視確認した後は名駅方面に戻って映画館。「アイアン・フィスト」。
ヒップホップグループ、ウー・タン・クランのリーダー、RZA(映画音楽や俳優の仕事もこなし、映画界とは関わりがある)の初監督作品。とにかく、 2010年代にメジャー資本でこんな猥雑な作品が作れるのかと驚く強烈なビートとグルーヴを持った怪作。
RZAのカンフー映画愛はヒップホップファンには周知の事実だから、「ほら、この映画って○○っぽくて面白いでしょ?(半笑い)」ってのじゃなくて、膨大 な鉱脈を掘って掘って掘りまくって辿り着いた本物のビートをサンプリングして使うという正にヒップホップ的方法論だから作れた感触が気持ち良い。
もうギャグすれすれの域までアクセルを踏み込んでいるケレン味たっぷりのアクションは、ハマれば笑いと興奮が湧き上がる。全身仕込み武器のキャラ、Xブ レードとか。双飛の構えに至っては、それ全方向対応の構えって言いたいんだろうけど、それで闘うなんて嘘だろwって思わず突っ込みたくなる程。全体的にゴ ア分も含んでいるので万人向けじゃないけど。
スプリットスクリーンが意外と見にくいとか、話があんまり頭の中に入ってこない(残らない)とか、主演も自分でやっちゃったのでカンフー映画の主役がカン フー出来ないってのはそもそもどうなん?とか上手くない部分はあるけど、ラストのスパーンとした終わり方でもうどうでもよくなっちゃうぜ!



映画の後はまたオアシス21に戻ってコスプレ分を補充した後(カメラは一応持って行ったが写真撮らなかったなぁ)、帰宅。

日曜日も今度は大須にいってコスプレ分を補充。あと屋台の食い物分も補充。飲み食いした後は隣の矢場町の映画館で「ベルリンファイル」。
ベルリンを舞台に北朝鮮の諜報員、韓国の情報局員、CIA、モサド、アラブの過激グループ、ロシアの武器ブローカーらが入り乱れる韓国製スパイアクショ ン。普通の娯楽作品が普通に面白くて演出力の基礎体力の高さを痛感させられた。ホント雑な部分が無え。
ジェイソン・ボーンシリーズのヒット以降、亜流の作品が世界中で無数に作られたけど、スパイアクションとして、ポリティカル・スリラーとして、この手の作 品としては世界的に見ても間違いなくトップクラスの出来。特にアクションとストーリーの融合具合がレベル高え。
ジェイソン・ボーン以降のリアル系格闘アクションが韓国製らしい痛みを感じさせる演出と相まって良い。わざわざ岩とかドアノブとか排気筒とかに背中から叩 き付けるのがもう痛々しいよ。あとフレッシュだったのが銃の弾が切れた後鈍器として使用する所。確かに素手で殴るよりこっちの方が理に適ってる。
人物が入り乱れて分かりにくいって話もあったけど、人種がはっきり分かれているし、韓国・北朝鮮以外の勢力は出てくる人が少ないので、そんなに混乱はしま せんでした。にしても現在の北朝鮮の状況を上手く取り入れ、敵と味方が猫の目のように変化するシナリオが秀逸。飽きさせる暇が無い。
既視感がある部分は否めないけど(最大の見せ場の落下シーンが「慰めの報酬」っぽかったり、あとものっそカイル・クーパー調のタイトルクレジットとか)、 こんだけレベル高いの見せられたら全然オッケー! 新たなる戦いを予感させるラストシーンを見終えた後は満足感の方が圧倒的に支配してました。



今日のお絵描き。漫画家の 田倉まひろ先生は実は昔ウチのToHeart本にゲスト参加していただいたとかいう縁があるのですが、田倉まひろ先生の身に起き たことに関してはこちらを参照してい ただくとして、そんな田倉まひろ先生に励ましのロリバニーを描こう! ってんで描いたロリバニー。



お腹のラインが見たかったのでバニースーツをカスタマイズしちゃいましたが。トッピングは(田倉先生的に)オーソドックスにデコと太眉。眼鏡は俺の手癖。

それでは皆さん、行かれる方は夏コミ楽しんできてね。俺は地元で「パシフィック・リム」と「ワールド・ウォーZ」観てるから。


(画・文 P.I.L.)

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