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   2012年 3月
 

3月19日(月)
いいかげん暖かくなれよ!
いや、熱くなれよ!(修造)
また風邪引いちゃったよ! 俺は何回風邪を引けば気が済むんだよ!

ってな訳で週末は寝込んでおりました(またか)。
査収物も特に無かったので、いつもの映画感想とお絵描き1枚でサラリと終わる所存でございます。

土曜日はホントに丸1日寝込んでいたんです。家から一歩も出ず飯も宅配ピザで済ますほど(病人の食い物じゃねえ)。
日曜日にある程度回復したんで、ニチアサタイムの後、近所のシネコンに出かけて映画をハシゴ。

まずは先々週、先週と観損ねていた「
戦火の馬」。
イギリス、ドイツ、フランス、将校、兵卒、民間人。国籍も立場も違う戦時下の様々な人々の間を渡り歩く、国境を持たない一頭の馬の目から見た第一次世界大戦。シンプルで力強いドラマで劇場内のすすり泣き度が高かったよ。
スピルバーグ先生久々の戦争映画ながら破壊神モードは抑え目の「キレイなスピルバーグ」。ちゅても残虐度は低めでも戦争シーンの迫力は手抜き無しだけどね。あとは最初の緑の丘陵地帯からラストの夕焼けまで、戦場も含めてロケーションと撮影の美しさ! 「映画観てる!」という充実感。
馬は狂言回し的な役割かと思ったら想像以上に主人公してた。クライマックスの戦場を駆け抜けるシーンは圧巻物の力強さと美しさだったが、個人的にはもうちょい走るモチベーションをタイミング込みで判り易く提示してくれたら(事前に伝書鳩の話してるけどさ)、もっとベタに泣けたかも。

そして本日の目玉。「
映画プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち」。
出来の話は置いといて、「プリキュア映画は誰のものなのか?」という問題を内包した問題作なのでは? と思ったりもしました。
前回のオールスターズから7人もプリキュアが増えてるので今までのやり方じゃパンクするという訳での方向転換で、プリキュア外にメインキャラとストーリーを用意しそれにプリキュア達が寄り添うという形に。そしてシリーズによって描写の比重が異なるという形に。
ぶっちゃけメインの話に絡んでくるのは近年のスマプリとスイプリのメンバーのみで、それ以前のシリーズのキャラはお助けキャラ的存在に。5以前の初期メンバーは変身シーンすら無いので初期メンバーファンは心の準備を。
そのスマプリとスイプリすら意識のベクトルは映画キャラの能登キュアの方に向いているのでプリキュア間のやり取りが少なく、オールスターズ映画ながらシャッフル感は殆ど無いという状態に。
今回はメインターゲットの子供達に馴染みの薄い初期メンバーの出番縮小という形でプリキュア飽和問題に対処したわけですが、あの過剰さこそがオールスターズのドラッギーな快楽性を持たせていた訳で…ってのも大友の視線なのかなぁ。
オープニングの観覧車の上に立つプリキュア勢揃いのシルエットが死ぬほどかっこよかったので(最後のみんなの制服の下半身だけ映すカットも良かった)何とか全員勢揃いの方向で出来なかったのかなぁと。確かに1本の映画としてはまとまりが出てるんだけど、それはASではなく単体の映画でやればいいんじゃないかなあというのが私の意見。
あと、劇場内の子供達に一番受けていたのは、えりか登場シーンでした。さすがプリキュア総選挙1位プリキュアのセンターを張る女

ってな訳で今日のお絵描きはプリキュア絵だよー。
映画のパンフのプリキュア紹介ページ。キュアピースは当然のようにダブルピースだったんですが、他にもピースサインを出しているプリキュアが二人いました。マリンとメロディ。

今、パンフを見直したら、ミルキィローズもピースサインしてた。ごめん、ミルク。


3月12日(月)
日曜の夕方6時、1時間くらい寝るかと思って横になって、目が覚めたら夜の10時半だった。
という訳で1日遅れで間借りです。チャッとお絵描きしてチャッと更新します。

前回の日記の小指の件ですが、病院に行ったところ、腱が切れてました
腱がくっつくのを待つしかないため、小指を装具で真っ直ぐに固定した状態の生活を強いられています。最低6週間。
手袋着用義務がある工場仕事なんでそこいらがメンドいッス。

近年のゲーム欲の衰退はホントやばいんじゃないかってくらいでしてね。Vita買ったもののソフトはみんゴルしか買ってないし、そのみんゴルも最近やってないわ。Vitaを鞄の肥やしにするのもアレなんで最近は通勤電車の中でアニメ見る機械にしようかなと。インフルエンザや風邪やの時に視聴が途切れてしまったらそこからずるずるとアニメが溜まってきちゃったのでね。
しかし今まで年に1本あるかないかの人間が急に週5〜6本も見ようとするから体に負荷がかかったんじゃなかろうか。

土曜日は午後から近所のシネコンへ。戦火の馬かシャーロック・ホームズかどちらか時間の合った方で、ってんで「
シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」観てきました。
楽しかったよ。1作目の順当パワーアップ版といった感じで、推理面は前作レベルだけど、スケール面とアクション面が強化され笑えるシーンも増えた事もあって万人向けの冒険活劇として安心してオススメ出来る。
アクション演出は今までのガイ・リッチー演出の集大成的な感じなんだけど(要所でスローを挟み込むとか)、その方向性を突き詰めていく事によってアゲてくれる。特に森の中での逃走劇のシーンな。あとシリーズ物ならではのお約束やお約束破りも楽しい。
謎解きはヒント提示が短過ぎて、推理披露の場面でも「なるほど!」よりは「そんなのあったんだ」感がなきにしもあらずだけど、逆に説明過多にならない部分がスマートで心地良い部分もある。アクションシークエンスとかでも実際に頭が良いかはともかく、頭が良さそうにはちゃんと見せてる。
あとはやっぱり皆大好きロバート・ダウニーJr.でしょう。ワトソンに対しての仔犬的な態度のキュートさは、もちろん今作でも無くなる筈はなく! 冒険が始まった時に「新婚旅行よりいいだろ?」ってしつこく訊いてくる所とかもうね。あとは劇場内が騒然となったダンスシーン。

戦火の馬は2週観損ねてしまったので来週は観に行こう。プリキュアASとハシゴになるのかしら。

シャーロック・ホームズはホームズの女装シーンがあると聞いていたから、こんなの↓かと思っていたよ。


探偵オペラ シャドウゲーム

中国人に変装する黒人を演じるオーストラリア人」なんて役もこなせるロバート・ダウニーJr.ならこれくらいは出来るんじゃなかろうか。

日曜日は街に出て「
SHAME -シェイム-」。
過激なセックスシーンが話題になっているが、こちらの予想を遥かに超えてエロくなかった。全然おっきしなかったもの。煽情的なエロスのドラマではなく、今まで映画で取り上げられてきたアルコールやドラッグがセックスに置き換わっただけで、心の陰を真摯に見つめていくドラマだった(セックスなんで描写の仕方は変わってきますが)。
宣伝では「本当のシェイムとは?」とかあるけど、物語は終始淡々と進行し、何らかの答えを出すような主人公達の過去とかイベント的なドラマは意図的に語られず、起こらない。クライマックスの出来事も、主人公のセックス同様それが心の隙間を埋める為に何度も繰り返されてきた事が明らかにされる。
主演のマイケル・ファスベンダーは今回もウホッいい男ぶりを発揮(本当にウホッなシーンもあり)。文字通りの体当りの熱演だけど、特に後半の3Pシーンでの「これ本当に生きてる人間の顔なのか?」という表情は見ていて鳥肌立った。見てるだけで羨ましい快楽の中にいながら、地獄に堕ちた亡者にしか見えなかったもの。
多用される長回しにもバッチリ映えるし、本当にウホッいい役者。

今週の査収物は「花のズボラ飯」2巻(久住昌之/うさ…水沢悦子)、「中国嫁日記」2巻(井上純一)、「巨娘」2巻(木村紺)。
といったあたりで寝る時間になりましたので今日はここまで。

最近更新が遅い割りに絵が1枚だけとかなんで来週は何とかしたいなぁ。


3月4日(土)
へい。曲がりさんです。
誤字じゃないです。
先日、左手の小指の先に付いた汚れを落とそうとごしごし擦っていたら、小指の先がグキッとなって、第一関節が曲がったまま元に戻らなくなってしまいました。へこむわあ。


小指の先が曲がりさん

伸ばそうとしてどれだけ力を入れてもこれ以上真っ直ぐになりません。まあ、突き指的な何かで時間が経てば治ると思うんですけどね(痛みも無いし)。

前回の日記で書いたアカデミー賞主要部門予想勝負は、外したのが主演女優賞のみの5勝1敗という成績で華麗に薔薇絵を回避。授賞式の月曜日はたまたま仕事が休みだったんだけど、WOWOW見る環境が無かったんで、家でTLとにらめっこして過ごしておりました。授賞式の流れを楽しむために直前に慌てて全部門予想をしたんだけど、こちらは17勝7敗でした。こっちはそんなに自慢できない成績(せめて20勝のラインを超えないと)。

前回の日記を書いた後の先週日曜日に、アカデミー賞助演男優賞受賞の「人生はビギナーズ」を観た。
オスカー受賞のクリストファー・プラマーが、妻に先立たれた後75歳にしてゲイをカミングアウトする父親を演じた映画。ゲイでガン患者という複雑な役所ながら良い意味で重さを感じさせない飄々とした演技。
この父親のエピソードがメインかと思いきや、どっちかと言うと父親を失った後の主人公の恋愛話がメインで、その要所要所にリンクしていく形で並列して父親の話が語られていくというスタイルだった。てっきりゲイカルチャーに触れることが出来たクリストファー・プラマーがはしゃぐ俺妹の老人版みたいな話かと思っていたよ。
監督がグラフィックデザイナー・映像作家としても有名なマイク・ミルズ(ソニック・ユースのジャケ等。最近ではビースティーズの最新作のデザイン)で、監督の私的な話を元にしてるので、普遍的なテーマながら根本的に登場人物の行動がオサレ。GoogleのCMみたいな感じ(あそこまでじゃないか。言い過ぎた)。ここいらは個人の好みで。
メインのキャストは完璧なアンサンブル。あと犬な。メインキャストの一人(匹)と言っていいと思うんだけど(台詞もあるしな!)、犬がいい芝居し過ぎ。犬可愛いよ犬。

ビースティーズの新作のインナーにもあった似顔絵のドローイングが映画の中でも出てくるんだけど(多分監督が描いてる)、コピックを使って描いていた。コピックって海外でもメジャーな画材なん?

あと「人生はビギナーズ」と「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」で筆談キャラがもの凄くキュートだったので、『筆談萌え』の可能性に気が付いた。これは上手く突き詰めていけば、まだ誰も手をつけてない金脈に辿りつけそうな気配がしないでもないんだが…。

先週末は3連休だったのに結局1本しか観に行けなかったので、今週末はラッシュかけました。
ってんで、金曜日の仕事帰りに映画館寄って先週観損ねた「ヤング≒アダルト」。
何はともあれ主演のシャーリーズ・セロン! 上手さと美貌を兼ね備えた彼女にしか出来ない「残念な美女」を熱演。飛んだ思考で周りを騒ぎに巻き込み、はたから見れば面白いが絶対直接は関わりたくない、という萌え豚好物のアレですよ。萌えないけど。
他人を見下しプライドが高く、昔の彼氏に拘る余り人の台詞を勝手に自分の都合の良いように脳内変換した挙句、空回りの気合いで周りから浮いてしまうという、普通の映画なら憎まれ役となるキャラをメインで暴れさせる面白さ。
映画の王道的に、クライマックスで、今まで人前に出さなかった自分の弱さを一番見られたくなかった人達の前で曝け出してしまうという展開になるんだけど、最後はおだてられて結局元のキャラに戻ってしまうというオチが逆に爽快!(←ネタバレ反転)
ディテールを抜き取ってもコメディとして秀逸だし(パトリック・ウィルソンがドラムを連打するシーンとかな)、ヒロインのキャラに「無いわ〜」とならなかったら凄い楽しめるよ。とりあえずシャーリーズ・セロンは現時点で今年の俺アウォード主演女優賞最有力候補。

翌土曜日は街に出てこれまた先週観損ねた「メランコリア」。
流石ラース・フォン・トリアー、人を選ぶ、リアクションに困るような作品をぶつけてくるぜw。心に引っかき傷は必ず残すんだけどね。
個人的には前作「アンチクライスト」にもそんなにハマれなかったんだけど、まだサイコホラー的なフックがあった前作と比べても更に「だからどうしろと?」と困惑したよ(特に前半)。
惑星メランコリアが地球と衝突するというSF的終末モノなんだけど、憂鬱に囚われ「明日世界が滅亡しないかな」という夢想の具現化といった感じで、舞台は外界から切り離された一つの屋敷に固定され、視線も二人の姉妹のみに固定されていて、とてもパーソナルな雰囲気(テンションも)。
なんで、最初と最後に挿入されている地球滅亡のイメージも、「2012」や「ノウイング」の様なディザスター的な感じでは無く、叙事詩的というか心象風景的。しかしこの場面は音楽込みで、映画館のスクリーンと音響で体感してこそのカタルシスなのは確かだよ。

そういや、街に出た時にとらのあなに寄ったんだけど、ウチの冬の新刊の店頭取り扱いが始まっておりました。ヨロシク。
もう一回通販ページのリンク貼っておこう。

んで今日は近所のシネコンで今週3本目「ヒューゴの不思議な発明」。
良かったよ。ウルった、ウルった。一見、ファミリー向けの発明少年の冒険物語みたいなこの映画が何故賞レース等で大騒ぎ(アカデミー賞5部門受賞とか)されているかというと、実はジョルジュ・メリエスの物語であり、スコセッシ監督が映画史に宛てたラブレターであるから。30年代のパリを舞台に晩年のメリエスと主人公の少年の交流を描く(パンフにメリエスの解説ページくらいあってもよかったのにな)。
3D版で観たんだけど、見世物としての映画の原点に触れたこの映画が、映画の発明者であるリュミエール兄弟の「列車の到着」(劇中でも出てくる)を観た当時の人々がスクリーンに映ったこちらへ向かってくる列車を思わず避けたという衝撃を追体験させる為に3Dで突進してくる列車を映すのは理にかなっているよね。
しかし、この映画が感動的なのはそういう全体的な映画史だけじゃなく、人々がそれぞれ持っている個人的な映画史(観客・作り手共に)に寄り添って重ね合わせている所。終盤の「月世界旅行」の上映シーンが、実際に行われていることはささやかながら(部屋で映画観てるだけ)間違いなく映画のクライマックスとなっている。

3Dに関して言えば、劇中一番3D感を実感したシーンはサシャ・バロン・コーエンの顔のどアップのシーンだった。アイツの顔があんなに3D向きだったとは知らなかったよw

あと物語には全然絡まない、駅にいるギタリストをやたら印象的に映していたけど、あれはジャンゴ・ラインハルトっつー設定だったのね。俺は名前しか知らないからアレだけど、見る人が見たらすぐ分かったのかしら。最初、プロデューサーのジョニデのカメオ出演かしらと思ったけど別人だった。
カメオ出演といえば、撮影所の前で記念撮影を撮るシーンでカメラマンがスコセッシっぽいなあと思ったらこちらは本人だった。

最近査収話してないなぁ。ちゅても査収物自体が少なくて、ここ最近は「百姓貴族」2巻(荒川弘)、「森薫拾遺集」(森薫)程度。
森薫拾遺集を買った時、カバーを貰えなかったので、帰りの電車の中で読んでいたんだけど、小学生女児の20人くらいの集団が乗り込んできて囲まれるような位置で立たれてしまい、「森薫拾遺集」を剥き身のまま小学生低学年女子の集団の中で読むというプレイを強いられた。
こうなったら逆に攻めの姿勢だってんで帯を取り外し、表紙のバニーさんのストッキングおしりや裏表紙の人妻水着の谷間が良く見えるようにしてやったぜ。小学生女児がこれで森薫先生と同じ道を歩んでいくきっかけになればと思います。

今日のお絵描き。
先日ふと「巴マミコスの松平瞳子」というアイデアを思いついたので(単に縦ロールつながりで)、描いてみました。

ティロ・キネンシス・アン・ブゥトン

演劇部でまどマギを上演しようとするものの、リリアン生徒の瞳子ちゃんにとっては魔法少女のスカートも短すぎるのでした。


(画・文 P.I.L.)

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