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2012年 2月 
 

2月25日(土)
すまん。今度は3週間も間が空いてしまいました。
いや、前回の日記で書き忘れたけど、先々週の週末は休日出勤で最初から絵日記をお休みする予定だったんですよ。
泊りがけの研修会だったんですが、風呂に入る暇も無いプリズン生活が堪えたのか翌日からガッツリ風邪を引いてしまいました。これが長引きましてね? 先週末も風邪が治らなくて、漫画描き途中でタイムアップ。ちゅか今現在も風邪が治らなくて体調悪いです。何か今年に入って1年の3分の1は風邪引いてるような気がするよ。

風邪引いてるのに合間を縫って映画館には行ってたり(そりゃ治らんよ)。
研修会の前に近所のシネコン行って「
ドラゴン・タトゥーの女」。
近年のフィンチャーらしい奇をてらわないがハイエンドな画作り。単純に等間隔にカットを並べただけの
予告編がクールな物になってしまうくらい、気を抜いた捨てカットが一つもない。ちなみに予告編で使われた「移民の歌」は本編でもオープニングタイトルで使われています。最近オープニングタイトルが地味だったフィンチャー作品ですが今作のOPは久々に気合が入ったもの。
ストーリーも手掛かりを一つ一つ辿って真相に辿り着く王道的なミステリー。3時間弱あるけど、編集のテンポがスピーディーなので体感時間はそんなに長く感じなかったよ。
メインの事件とは別に直接関係無いエピソードが前後に付いてるけど、ヒロインの凄さ説明エピソードなのでその点では良いのだが、結構インパクトがあるので(特に前の方)、メインエピソードのドロドロさが薄れてしまった感も。

しかし何と言っても、先ずはコレでしょう。「モザイクでかいよっ!」CGで積雪量を調整するほど画作りに拘ってるフィンチャー監督が日本版のでかいモザイク見たらがっくりするんじゃなかろうか。まあ、モザイクは作品の中身に直接は影響しませんけど。

先週末も隙を見て映画館に(漫画描けよ)。
土曜日に近所のシネコンで「
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」。
9.11で父親を亡くした少年の再生の物語。泣き映画と言われるがそんなにでもないなぁと思いながら観てたら、最後の最後で明かされる展開でそうきたかとボロ泣き。泣かせにかかってきて白けを感じさせずきっちり泣かされたので気持ち良いですよ。
少年が父親の死後クローゼットで1本の鍵を見つけた事から、NYの何処かにある「この鍵で開く何か」探しが強力なフックとなって物語を推進。主人公の子役も素晴らしいが、鍵穴探しに同行する老人役のマックス・フォン・シドーが台詞無しながら流石の名演。口達者なガキと寡黙な老人のコンビネーションも面白い。
「日通いロードムービー」的な感じで映画は進行していくが、最後に道中で出会った様々な人々がドラクエクリア後の世界一周みたいな感じで再登場してくるのに弱いんだよなぁ。

日曜日は風邪が治りきっていないのに街に出て、やっと名古屋で公開が始まった「
サウダーヂ」。
事前にハードル上げられまくられた感があったものの、確かに凄い映画でした。空洞化した地方都市に生きる人々を、土方・移民・HIP HOPの3つを柱にして過剰な装飾無しで描いた群像劇。
エピソードが監督や俳優の実体験を元にしていたり、役と同じ境遇の人をキャスティングしてたり、フィックス多用のカメラを含め、ドキュメンタリーかと思わせる程のリアリティ。
かと言って、重苦しくなり過ぎずちょくちょくユーモアを織り交ぜていくので、長尺も苦にならず観る事が出来る。劇中、鉄板を盗まれた土木作業員の「盗んだのはブラジル人かゴマキの弟だ」って台詞でクソ吹いた。あと「カポエラ知ってるよ。バリバリ『鉄拳』やってたし」とか。
基本的にドキュメンタリーばりのリアル方向の画なんだけど(ちゅてもつまらない画という訳じゃないよ。穴の中から重機のアームが見える画とか、主人公の一人のラッパーが商店街をさ迷い歩く時の画とか、ハッとする瞬間も)、その分クライマックスにある唯一幻想的なシーンのインパクトが絶大(選曲も最高!)。そしてその直後に一気に現実に引き戻される瞬間に鳥肌立った。
「自分がいるべき場所」を探してもがいてる登場人物たちが端々に至るまで「いい顔」揃い。メインキャストのラッパーのラストカットの笑顔が素晴らしいが、何らかの真理に辿り着いたとか問題が解決した末の笑顔ではない所がこの映画の凄い点というか。恐ろしい点というか。

前日の土曜日の最終上映の回に監督と脚本と主演男優の舞台挨拶があったのは知っていたけど、そのまま帰れなかった3人の舞台挨拶が日曜の朝一の回でも急遽行われたことは嬉しい誤算。舞台挨拶なんて初めて見たよ。主演の
田我流は凄く眠そうだったけどw

映画と言えばもうすぐアカデミー賞。
という訳で毎年恒例のこの企画。アカデミー賞主要部門予想勝負。
ルール説明:アカデミー賞の主要6部門の受賞者(作)を予想。5部門以上当てれば私の勝ち(賞品は特になし)、4部門的中で引き分け、3部門以下だと私の負けで罰としてここで薔薇絵を描く。

今年はこのような予想で皆様のご機嫌を伺います。

作品賞:アーティスト
監督賞:ミシェル・アザナヴィシウス (アーティスト)
主演男優賞:ジャン・デュジャルダン(アーティスト)
主演女優賞:ヴィオラ・デイヴィス (ヘルプ 心がつなぐストーリー)
助演男優賞:クリストファー・プラマー (人生はビギナーズ)
助演女優賞:オクタヴィア・スペンサー (ヘルプ 心がつなぐストーリー)

基本手堅く。後は作品自体が持つ勢いを重視して。ということで「アーティスト」、「ヘルプ」寄りの予想となりました。
助演は前哨戦結果から、この二人で固いんじゃないでしょうか。主演女優賞はライバルのメリル・ストリープ (マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙)とミシェル・ウィリアムズ
(マリリン 7日間の恋)が「実在の有名人を演じている」というアドバンテージがあるものの、作品自体がそれ程高く評価されてないという点で、作品賞候補にもなり、助演女優部門でも2人のノミニーを出している「ヘルプ」のヴィオラ・デイヴィスで。
主演男優賞はジョージ・クルーニー(ファミリー・ツリー)とかなり悩んだんですが、両方とも作品自体が高評価(共に作品賞・監督賞・脚本(脚色)賞にノミネート)ながら、現時点では「アーティスト」の方が勢いがあると踏んでジャン・デュジャルダン。フランス人男優の受賞者はまだ出てないので出てもいいでしょ。ってのもあって。
同様の理由で監督賞もマーティン・スコセッシ (ヒューゴの不思議な発明)やアレクサンダー・ペイン (ファミリー・ツリー)を差し置いてミシェル・アザナヴィシウス。去年もデヴィッド・フィンチャーを差し置いてイギリスの新鋭が獲ったしな。

夏コミ申し込みましたよ〜。
今回はフォーゼでーす。さて漫画を描かねば。ってんで先週から描いていた漫画がようやくでけた。バレンタインデーネタなんでもう時期を逸しちゃったんですが…。

2・月・14・日

なんかもっといいタイトル思いつかなかったのかなぁ。


2月5日(日)
はい。またまた間が空いてしまいました。
いや、サボりじゃなくて今回はちゃんと理由があるのよ。威風堂々とお休みできる理由が。
ってんで、この1週間インフルエンザにかかっておりました。プチョヘンザ。
まさかこんな流行ジャンルに手を出す羽目になるとは思ってもみなかったよ。

先週の金曜日。夜7時頃に急にスイッチが入るみたいに気分が悪くなり即就寝。翌朝になっても体調が最悪なので会社を休み病院へ。熱を測ったら38度オーバーだったのでインフルエンザの簡易検査を受けてみたものの陽性反応が出なかったので風邪薬だけ貰いました。
んで、風邪薬飲んで月曜日1日中寝てたんですが、翌日になっても全然体調が良くならない。どころか逆に熱が上がって39度越え。そこで前日とは別の病院に行って再検査してもらったら、おめでとうございます。インフルエンザです。
という訳でタミフルを処方してもらって週末までお休みを貰いガッツリ寝込んでいましたよ。もう掛け布団4枚くらい被っていてもタオルケット1枚しかかかってないような感覚でガタガタ震えてましたよ。
金曜の午後くらいにはなんとか平熱に戻って平常運転…つか1週間寝込んでたせいで体がすっかり鈍って、土曜日街に出て普通に歩き回っただけで今日筋肉痛になってます。

先週はインフルが発症する前の土曜日に街に出て「
J・エドガー」。
FBI初代長官J・エドガー・フーバーが晩年に自分の回顧録を書くという体裁(これが終盤でちょっとした仕掛けになっている)でその生涯を描く。歴史よりも人物に焦点を当てた作り(ここいらの米近代史は周知の事実っつーことでの省略なのかな)。犯罪と関わる現場から時代の移り変わりを見るという事で「ぐるりのこと」を思い起こしたりも。
50年以上に渡る物語ながら、メインの登場人物はとても絞られていて、主人公のFBI長官、副長官、秘書、母親の4人くらい。特にメインは副長官との関係性。ソーシャル・ネットワークでウィンクルボス兄弟を演じていたアーミー・ハマーがここでも、うほっいい男振りを発揮。
ちゅか、ババア百合ならぬジジイ薔薇映画だった! FBI長官のディカプリオと副長官が完全に夫婦。老人となった現在と若い頃が交互に映し出されるんだけど、若い頃にキャッキャウフフしたり痴話喧嘩したりしたシーンの後に年取った二人が静かに寄り添っているシーンが来ると胸がキューンとなるよ! という訳で男二人の40年以上に渡る純愛物語という見方が出来るという点からでも、「J・エドガー」腐向けの人にもオススメです。

インフルが治った後の今日は近所のシネコンで「
ペントハウス」。
ブレッド・ラトナー監督なんで、大当たりする事は無いが逆に大外れも無いだろうなんて気楽な気分で観に行って、実際その通りの手堅い娯楽作でした。アクション+コメディだけど、どっちも楽しめてお得と取るか、どっちにも振り切れてないので中途半端と取るかは各人で。
チーム犯罪物だけど素人集団なので、勝手な行動を取る奴が出たり計画が基本上手く行かなかったりと緻密なチームプレイ感は薄めで、行き当たりばったりで右往左往する姿を楽しむのが正しいのかな? でもラストにミッションコンプリート達成感を感じさせるポイントはあるので爽快感はちゃんとあるよ。
久々にスクリーンでエディ・マーフィー見たけど、ファミリー向けっぽいコメディよりやっぱこういうのがらしくてイイよなぁ。今回は脇に徹していたけど。あと役者で言えば、悪役のウォール街の金融マンを憎々しげに演じたアラン・アルダは上手かった。

この2本の間はひたすら布団の中で寝込むか、飯の間はTV観てたりとか。ヒルナンデスとか初めて見たよ。

ヒルナンデス見てたらゲストにハリセンボンが出てて、「ラーメン屋ですよね」「角野卓造じゃねーよ」っていつものやり取りやってるんだけど、久本雅美だけ「マイケル・ムーアですよね」とか返しの台詞そのまんまで振ってくるので「マイケル・ムーア監督じゃねーよ」とか微妙に変えて返している近藤さんが大変だなぁとか思って見てた。

あ、寝てる間に劇場で観損ねていた映画を何本かレンタルのDVDで観てたんだけど、その中の「
アンノウン」が良かった。
この手のサスペンスでよくある「犯人は偶然の事故まで想定していたの?」とか「主人公がプロ相手に格闘やカーチェイスをこなし過ぎ」とかいう疑問を、そういう手があったか、というとても綺麗な形でクリアしていて感心した。いや、細かい突っ込み所が無いわけじゃ無いが、偶然の事故問題の回答が良かったので良し。逆に偶然の事故が起こらなければこの展開は無かったんだ、というね。

ゲームも進展無し。つかインフル治ったこの週末はゲーセンでスターホース3(最近TVCMもやってるね。メダルゲームのTVCMってあったっけ?)やってたよ。この週末で5〜6時間やってた。
ビギナーズラック補正がかかっているのかどうか知らないけど、それだけ遊んでメダル枚数の終始はほぼプラマイゼロなんでコスパ良く遊べたんじゃないのかな? ちなみに私は予想そっちのけで育成メイン。持ち馬の名前は「ザックスナイダー」。

さあ、もう2月だ。夏に向けて動き出さなくては。
夏はフォーゼ本にします。フォーゼの女の子は皆可愛いしね! スマプリは冬でも間に合うしね。
ってんで漫画描き。夏は3日目で申し込もうと思ってるので(特撮は1日目だけど、1日目は仕事の都合上サークル参加はまず無理)、メイン新刊は男性向けじゃないものの、ラッキースケベくらいの要素は入れていった方がいいのかなぁ、等と思い、そんな漫画描いた。

早・朝・入・浴




月面基地、シャワーくらいあるよね? 体全く洗わないってこたぁないよね?


(画・文 P.I.L.)

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